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相棒14シーズンの感想

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視聴率の低迷などなど、前評判とは異なり色々言われている相棒14シーズンですが個人的に第1話目以前の2作からすべて見ている今シーズンのココまでの感想をちょっと書いてみようと思います。

成宮君の降板が決定し、次は誰か?仲間由紀恵か?
なんて報道もありましたが、決まったのは反町さん。

決定した途端思ったことは、??

 

噂では水谷さんの相棒役への演技の質を求める動きは非常に厳しいと聞いていましたので、そう考えると今までの相棒役で一番”格下”となる反町さん大丈夫?
それとも新展開として、次の相棒への橋渡しとしての1シーン限定相棒?色々考えました。

いざシーズンはスタート。
「あ、ミッチー相棒と寺脇相棒を足して2で割った路線ね」と、すぐに製作側の意図は分かったのですが、やっぱり気になるのは反町という役者さんの演技力の低さです。

 

若かりし頃のGTOのときと全く成長が見られません・・・。
しかも、キャラも全く同じで、確立された相棒の設定や周りをぎっちりと固める長年の脇役陣から浮きまくります。

顔立ちは年を重ねて、非常に味のある顔立ちになっていてこれは?と期待も持ったのですが、やっぱり人間味の浅さが演技力や、演じている役職へのミスマッチ感を自ら露呈する形となっています。

多分、製作側もソレをすぐに悟ったのでしょうが、当初の設定をどんどん変えて行き、結局はGTO的な性格の相棒、という役回りが増えています。

そして、上記で危惧した、脇役とあえて絡ませ浮いている人物像にキャラ漬けを一生懸命しているのですが、それが見ている側にも伝わってしまい、米沢さんとの絡みも完全に米沢さんが「格上」になってしまっています。

 

人情に特化した寺脇さん、内務に特化したミッチー、その丁度良い所を狙った反町相棒でしたが、あまりにも反町さんの演技が軟弱で、製作側があわてて設定を練り直しているので、どうも、後出後出となり、今の視聴率低迷という状態を生んでいると感じます。

実際、1話にばら撒いた反町相棒の設定の種はほぼ消え、水谷さんメインに、こっそりいるのみで、正直、成宮君以下の存在感となっています。

 

ただ、成宮君自体は存在感が薄かったですが、石坂浩二との関係が非常に話を盛り上げたので存在意義がありましたが、今の反町さんの後ろ盾である法務省との接点も、たまに無理やり思い出したかのように引っ張り出す以外は皆無ですので、そういった意味でもちょっと厳しいな、と感じます。

しかし優秀な製作人が、ソレをすぐに察知して水谷さん一人で盛り上がる相棒に、路線変更したので相棒としては見ていてやっぱり面白いです。
そして、目立たなくなった反町さんも日陰の存在になってから、ようやく味が出てきました。
何か本人もそのほうが性格的にいいのかもしれませんね。

 

何か相棒という固定概念を必死に追いかけているよりも水谷さんメインのお話の中で自由に動けるリベロにしたほうが反町イズムは輝くのかもしれません。

今までの全ての相棒で面白くなかった話は1話もありません。
今も全部面白いです!

この鉄板の脚本に、長年培われた視聴者の眼と期待製作側は血の滲む思いで作っているでしょう。
だから毎回面白いのですが、個人的には「もう少し肩の力を抜いても良いのでは?」と、思います。

 

原点回帰ではありませんが、色々なものを払拭して一度昔の相棒を製作陣全員で視聴してあははっ!って笑いながら、もう一度初心で作ってみてはいかがでしょうか。

その架け橋として、もう一度1シーズンだけでも寺脇さんを相棒に迎え、やってみるのも手だと思いますよ!



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