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明日の記憶の口コミ感想レビュー

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「明日の記憶」という映画をAmazon primeで観ましたので感想レビューを書きます。

バリバリ現役のサラリーマンがある日突然若年性アルツハイマーと診断され、進展していく症状に苦しみながらも懸命に介護する妻と共に歩んでいくヒューマンドラマです。

 

若年性アルツハイマーのドラマや映画は数多く観てきましたが、ここまでリアルに描いた作品ははじめてみました。
当然、現実に身内に症状の方がおられる方々には、この映画の内容でも「そんなに甘いものではない!」とおしかりの言葉があるかもしれませんが、その中でもこの作品は感動やそういった矛先にテーマを持たせずに、厳しい現実を描く作品となっています。

そしてこの難しい役柄に世界の渡辺が挑み、妻を樋口可南子と言う実力をかね添えたビッグネームが支えます。主人公がぼけていく姿は見ていて恐怖を感じるほどでした。

 

実はこの作品のラストシーンは一風変わったものとなっております。
症状も末期を迎えた主人公は一人、青春時代をすごした陶器の里へ向かいます。その場所に行く為に山に登り、頂上付近では断崖絶壁のような高さにある細い木でできた橋を渡ります。

症状に落ち込んだ主人公はそこから遥か下に流れる激流の川に身を投げようとしますが、思いとどまり先へ進みます。
陶器の里に着くと、何故か既に死んでいるであろう自身が若者だった時の教え子の先生が、当時と同じ年代で現れます。

共にそこで夜を過ごした後、帰宅しようとしたところ山中の道でここまで探してきたであろう妻と出会うのですが、既に主人公の記憶からは妻は消えており、他人として一緒に山を下るというシーンでエンディングを迎えます。

 

このエンディングシーンは数々の憶測を呼び、視聴者それぞれに感想があり、沢山のブログを見ましたが色々な意見が実際ありました。
そこで私の感想を書いておきます。

少し残酷なようですが、私としては橋を渡るシーンで主人公は本当は身投げをしてたのではないでしょうか。
つまり、あの断崖絶壁の谷底の川は「三途の川」を現しているのだと思います。そしてその先は死の世界で、そこで先生と再会した。

そして更に残酷ですが、主人公の身投げを知って妻も共に身投げをし、そこで再会した、というのが私の見解です。

 

少し話はそれましたが、この作品を見て、色々ぶつかり合いはあるとしても、今目の前にいる奥様をちゃんと自分が愛してきた妻であるという記憶があることだけでも本当はとても幸せなこと、だからこそ、今という戻らない時間を大切にしてください。という強いメッセージがこの作品には込められていると感じました。



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