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丹波哲郎の大霊界の口コミ感想レビュー

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いつもひょんな事から色々なことを思い出してはそれを思いつきで終わらせることが出来なくて「あ・・そういえば、それって何だろう?」と突き詰めてしまうのが僕の悪い癖。
そんな流れから、今日の思い出しは子供時代に公開された丹波哲郎作の「大霊界」。

早速数十年ぶりに全て見ました。

個人的に高校生時代から仏教にデザイン的観念から興味を持っていた僕です。

 

妖怪も大好きで、どこか「あの世」「もう一つの世界」見たいな所を怖いと言うよりも、どうなっているんだろう?
どういう解釈なのだろう?と、少し野暮ったい感じであったり興味本位であったりと言う感じで触れてきましたが、そんな僕でも「大霊界」という映画は当時話題にもなりましたし、でもだからと言って子供には少々敷居の高い映画でした。

しかし、いいおっさんになって、「そういえば、今となっては異常に気になるあの作品は・・・」となってしまったからには、気になり始めます。

霊界の映画は海外のものを含め色々観てきましたが、なんと言うか、この大霊界はある意味、相当コアな作品で、まだまだ当時は霊界という表現が、少し子供の創造じみたイメージだった最中、まさか既に量子理論を匂わせるものすごくディープな内容に仕上がっています。

 

正直全体の内容は、短く濃厚なお話を無理やり映画尺に引き伸ばした感じで間延びはしますが、要所要所に入る丹波さんの言いたい霊界理論はなかなか説得力のある内容でした。

難しいようで、とてもシンプルなその発想は、仏教の生と死への解釈を万人にとても分かりやすく伝える為の格好のツールと感じました。

人間界は修行の場でいつも苦しい、しかし霊界は逆ですべてが叶う夢の国、夢の国にいつまでも皆が居たいが、やはり魂の得を上げ釈迦に近づく為には、人間界に再び戻り修行することで、再び霊界に戻ったときには素晴らしい魂になっている、これを人は繰り返し、魂のレベルを上げていくのです。

つまり、修業の場で自ら命を絶つことは修行を放棄することで、それはイコール地獄という懲罰を受ける事になりうる良いとは言いがたい行動であると言うのです。

 

他にも、生きているうちから、死への認識でとりまとめが違ったりと、色々な解釈が登場し見ていて楽しかったです。
生きている人の苦しみへの解釈にもなり死を恐怖する人たちへの安らぎにもなると言う、本当に分かりやすい説法と言う感じです。

少し夜長にやることが無い時にのんびり見てみると、おもしろいおもしろくないではなく、なんと言うか、明日からの元気!では無いですが何か、魂の癒しになる作品ではないでしょうか。



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