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シビル・ウォー/キャプテン・アメリカの感想レビュー

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先週ずっと行きたかった映画「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」がまだやっていることを知り21時からのレイトショーに滑り込んできましたので
感想ならびにレビューを書きます。(ネタバレありです)

 

凄くよかったです!
これぞマーベルが凝縮された一本でした。

もともとマーベル作品は確かにヒーロー物なのですがそのバックボーンにはぎっしりと社会問題が織り交ぜられているのですが、昨今は収入目的もあり、ヒーローアクションに焦点が合わせられていましたが、このマーベルコミックでも1位2位を争う人気作品「シビルウォー」では予想通り、本当の焦点にあわせた作品となっていて、ファンは結構納得したのではないでしょうか。

 

確かに予算の都合で人気キャラ総出演とは行きませんでした。
アクションシーンは他の作品に比べて大きく劣りました。
しかし、この問題作をしっかりとずらさずに公開したことに僕は拍手を送りたいと思います。

そして凄いのが、原作はかなり古い作品ですが、今の日本にあまりにスポットが合いすぎている内容でしたね。
この作品でのテーマは。

「権力の集中への恐怖・必要性」
「正義感の定義」

この2点です。

 

スーパーヒーローが街中で悪を倒して大活躍!
しかしその裏では、その戦いに巻き込まれた多くの市民が犠牲になっている。
どのヒーロー物も決して触れなかったグレーゾーンに触れます。

確かに今の世の中、何を決めるにも反対派がいてなかなか物事が決まらない・・・。
どこかの国が平然とけんかを吹っかけてくるのに、我慢我慢・・・。
犯罪者のプライバシーがやたらと守られる・・。

一般市民から見れば「?」な事ばかりです。

 

どこからかヒーローが現れて、ずばっと!すかっと!
全てを解決してくれないかな!!
そんな夢のような希望の裏には。

ではその鉄拳制裁は正しいのか?
国民全員が正しいという判断なのか?

そしてもし、そんな全てを一気に解決してくれるヒーローの凄まじい力は、いつまでも正義の元にのみ使用される保障はあるのか?
その鉄拳制裁は、そのヒーローの独断で行われていいのか?

まさに世の哲学をアメコミを通して描きます。

 

当然最後の最後まで答えは出ません。
そしてどの判断が正しくて、誰が悪かったのか?その答えも視聴者の胸の中のみに存在します。

見ていて正直凄く辛く悲しい作品です。
しかしこの作品を通してヒーロー達のキャラクターはさらに掘り下げられ作品としての価値がグンと上がります。
その価値を個別作品に持ち帰り、またそこで成長し、マーベルは更に大きな成功を収めるでしょう。

 

個人的にはヒーロー達の存在を「核爆弾」に例えているようにも見えました。
全てを支配する力、核。

一体そのスイッチを押す権限、考え、正義、それを誰が決めるのか?
しかし、それしか抑止力はなく、しかしそれを一度持てばまた他の国が抑止力に核を作る。

映画の冒頭でヴィジョンが話した「私達が増えれば事件も増える」。
これはまさに核爆弾の数の競い合いを示唆していると思います。

 

2時間半近い長編で、かなり議題も重いですが、ヒーロー者としても十分面白いですし、普通の映画としても十分にストーリー性のある作品に仕上がっています。
ラストには製作が注意になっていたある作品へのマーベルからのメッセージがあります我慢して最後まで見ましょうね!



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