以前公式から提供をしていただきレビューをしたタブレットの新商品であるN-ONE NPad XをBanggoodさんより提供していただきましたのでレビューしていきます。N-one NPad Xは高性能なチップセットであるHelio G99を搭載していますのでどこまでゲームが動くのか楽しみですね。
届いたN-one NPad Xがこちら。
開封します。
コンセントアダプターは日本の形式には合わないので変換するものを用意してください。
以下の商品が安くてお勧めです。
充電ケーブルはUSB-C to USB-Cになります。
本体下にマニュアルが入っていました。
日本語もありますが、アンドロイドタブレットなのであまり必要はないでしょう。
N-one NPad XはSIM対応していますので、SIMピンも同梱されていました。
こちらがN-one NPad X本体です。何と事前に保護シールが貼られている親切設計です。
本体上側面には電源ボタンと音量ボタンがあります。
右側面にはSIMスロットとスピーカー、充電用ポートがあります。
SIMスロットの穴にシムピンを入れて押すと
このようにケースが飛び出します。
ケースはこんな感じで
MicroSDカードの格納用に使用されます
左側面にもスピーカーがあります。
下側面は何もありません。
裏面はカメラがあります。
カメラは厚みのある突起状の高みの上にあります。
それではN-one NPad Xのスペックを見ていきましょう。
OS:Android 13
SOC:MTK Helio G99
CPU:Cortex A75 2.2GHz 2コア Cortex A55 2.0GHz 6コア
GPU:Mali G57 MC2 950MHz
Memory:LPDDR4 8GB
Storage:128GB UFS MicrSD max1TB
Display:10.95inch 2000×1200 IPSスクリーン
Battery:8600mAh
カメラ:リア:20mp+ソニーカメラ2mp フロント:8mp
SIM:4GデュアルSIM LTE & ACデュアルバンド
無線:Wi-Fi 5.0/Bluetooth:5G
電源を入れると言語設定が出てきますがちゃんと日本語があるので安心です。
画面は非常に美しいです。ただ事前に張り付けてある保護シールがノングレアなので少しだけくすんで見えます。それでも発色が綺麗なのでグレアシールに変えるともっと映えると思います。
事前にGoogle Playストアがプリインストールされています。
Youtubeを確認しました。
HD画質で閲覧可能で、早送りなどもさっさと読み込んでくれました(各自ネット環境にもよる)
Youtubeのフリー音楽でスピーカーの質を調べましたが、正直良い音とは言えません。しかし少しサラウンド効果があるようで画面中央から音が出てくる感じが面白いです。
多くの方が気になるWidevineセキュリティは残念ながらL3でした。
実際アマゾンプライムビデオを見ましたがHD画質設定は出来ませんでした。これはかなり痛いデメリットです。
N-one NPad Xのベンチマークテストをしました。他の性能が似たAndroid製品との比較もあわせてどうぞ。
【SLING SHOT】
Overall score:3282
Graphics score:3285
Graphics test 1(FPS):19.70
Graphics test 2(FPS):11.20
Physics score:3273
Physics test part 1(FPS):57.40
Physics test part 2(FPS):32.90
Physics test part 3(FPS):18.80
【Wild Life】
Overall score:1221
Average frame rate(FPS):7.30
Unisoc T610シリーズよりもかなり差を付けましたが、下位のHelio G95には数値で負ける部分もあり気になりますね。
カメラのテストをしました。iPhone10と比較したらこんな感じです。
ソニーカメラが搭載されいるので他の中華タブと違いが出るかなと思いましたが、相変わらずのカメラで、もうビデオは撮りませんでした・・・
では多くの方が気になるであろうN-one NPad Xのエミュレータテストをしていきます。
ファミコン
問題なくサクサク起動します。
ファミコン ディスクシステム
問題なくサクサク起動します。
ゲームボーイ
問題なくサクサク起動します。
ゲームボーイアドバンス
問題なくサクサク起動します。
スーパーファミコン
問題なくサクサク起動します。
PCエンジン
問題なくサクサク起動します。
PCエンジン スーパーCDrom²
問題なくサクサク起動します。
メガドライブ
問題なくサクサク起動します。
メガドライブ メガCD
問題なくサクサク起動します。
メガドライブ スーパー32X
問題なくサクサク起動します。
MSX
問題なくサクサク起動します。
ゲームギア
問題なくサクサク起動します。
SMS
問題なくサクサク起動します。
ワンダースワン
問題なくサクサク起動します。
3DO
問題なくサクサク起動します。
ニンテンドーDS
問題なくサクサク起動しますしタッチも良好です。
ニンテンドー64
2880×2160の高解像度でサクサク起動します。
プレイステーション
互換性が高いですが重いので有名なDuckstationで検証しましたが、トバル2が4倍でサクサク起動でした。ですので他の軽いゲームであればもう少し解像度を上げれると思います。
ドリームキャスト
ReDreamでサクサク起動です。
アーケード
問題なくサクサク起動します。
Atomiswave
何故かメタルスラッグ6が起動時から少しカクついた感じで、戦車列車ではカクツキが多くなる現象が起きました。N-one NPad Xの性能があればサクサクのはずですが、相性でしょうかね。
SEGA NAOMI
問題なくサクサク起動します。
PSP
リッジレーサーズ2がレンダリング解像度x7、アップスケールレベルx2でギリサク起動でしたので他の重いゲームは色々設定を弱める必要があります。
セガサターン
レトロアーチでサクサク起動しました。
Wii
レンダリング解像度:x1で既に少しカクツキですのでちょっと厳しいと思います。
ゲームキューブ
レンダリング解像度:x1でゲームキューブ最重であるF-ZERO GXをプレイしましたが、かなり厳しい結果となりました。
プレイステーション2
1倍解像度で軽めのバーチャファイター4エボリューションや重さが中の下あたりまでのゲームは結構サクサク動きましたが
ドラクエ8や
劇空間プロ野球などはガックガクでしたので過度な期待はしない方が良いと思います。
と言う事で色々なテストをしましたが、正直ベンチマークの優秀な結果がそのまま反映されておらずちょっと物足りないという印象です。伸び幅がここまで中途半端だと逆に一個前のチップセットの安いタブレットを購入した方がコスパ良いぞという判断をユーザー側はするかなと感じました。
そして今回もBanggoodさんからクーポン情報貰っているのですが、それを利用しても日本アマゾンの同性能の商品よりも7000円近く高いという結果もあってこの商品をBanggoodから買う人はいないでしょう。
急激な円安と合わさってBanggoodの値下げ幅も日に日に低くなっており、更に日本でも中華企業が日本に倉庫を置いてアマゾンで販売する会社が増えたため海外ECサイトの価格有利というアドバンテージがほぼなくなってきました。アリエクスプレスほどになるとまだそのアドバンテージがあったり、コアな商品数で固定客をつかめますが、それ以外のショップの海外戦略は日に日に厳しくなっているのが実情です。
こちらのN-one NPad Xは海外のECサイトBanggoodで発売中で、クーポンコード適用価格で
¥27,268(1ドル143.52円として換算)
という金額ですので欲しいかたは下記リンクよりどうぞ。
N-one NPad X
N-one NPad Xのリンクはコチラ N-one NPad X販売ページ
クーポン:BGJPcc72(7/31迄)
これら記事は下記のお爺さんの公式Youtubeチャンネルで全て実際にプレイしている動画を挙げてますので、合わせて参考にして下さい。
まだチャンネル登録お済でない方は登録していただけますと嬉しいですし、高評価頂けますと次作品への元気になります。
ゲーム老人チャンネルhttps://www.youtube.com/channel/UC12oO7Nhb7-guQ8NNbm2_GQ