以前紹介しコスパ最強で大変好評だったTRIGKEY Speed Sの上位機種であるTRIGKEY Speed S3が発売されまたのでご紹介します。そしてお気づきと思いますがつい先日ご紹介したLarkBox Xとほぼ同スペックという事でこちらとの比較もしていこうと思います。TRIGKEY Speed S3は海外の大手ECサイトBanggoodさんの提供でお送りいたします。
ちなみに前回のTRIGKEY Speed Sの記事はコチラです→【1】TRIGKEY Speed S 実機徹底感想レビュー「開封の儀と分解」
届いたTRIGKEY Speed S3がこちらです。相変わらずオシャレな外箱ですね。
この帯があるだけで非常にブランドイメージが強くなります。
開封します。マニュアルのS3の文字が際立ちますね。
TRIGKEY Speed S3のマニュアルを見ていきましょう。
少しおかしな感じはあるものの日本語の説明もあります。しかしいつも言いますがPCの説明書は言ってもスロットやスペック、ブランケットの取り付け方くらいです。
アクセサリーの箱があるので見てみます。
長いものと短いHDMIが入っていました。短い方はブランケットでモニター後ろに取り付けたときに使用するものですね。これはありがたいケーブルです。
ブランケットも入っています。こちらを使用してモニター後ろにTRIGKEY Speed S3を固定できます。
電源アダプターも入っていますがコンセントの形状が中国仕様です。
ですのでこの様な変換プラグを使用してください。
私が購入し起動確認している商品はコチラです。
取り付けるとこんな感じです。
電源アダプターの内訳はこんな感じです。CEマークも入っています。
TRIGKEY Speed S3のスペックを見ていきましょう。
OS:Windows10 Pro (Win11にも対応)
CPU:AMD Ryzen 7 3750H 2.3GHz – 4.0GHz 4コア8スレッド
メモリー:8GB LPDDR4 3200MHz (max64GB)
ストレージ:M.2 2280 NVMe SSD 256GB (max1TB) 2TBの2.5inch HDD増設可能
Wi-Fi:5 (802.11) 対応
WLAN:1000M
Bluetooth:4.0
身体測定をしましょう。
縦:11.3cm
横:12.5cm
厚:3.95cm(そこゴム除く)
重:398g
見ての通りポンと手のひらに乗ります。
ちなみに前回のTRIGKEY Speed Sと比較するとこんな感じで全く同じでした!
スペックを見ていただけましたら分かる通りHDDも増設できるという事でTRIGKEY Speed S3を分解して中身を見ていきましょう。
裏面の四つの+ネジを開けます。糊付けされいてかなり硬いですので穴をなめないように気を付けてください。
必ず裏面の右手を蝶番にして開いてください!!
その理由はコレ。
蓋部分の裏がHDDの格納場所になっておりフレキシブルケーブルで本体基盤と蓋部分とを繋いでいるのでそれをキズつけないようにするためです。
2.5inchHDDの格納はTRIGKEY Speed Sではねじ止めでしたが今回はSATAスロットに差し込むだけで固定できるように改められています。
分解したTRIGKEY Speed S3の全体像です。相変わらず基盤が美しいですね。
メモリーはクルーシャル製の8GB 3200MHzの一枚挿しです。AMD RYZEN7はデュアルチャンネル推奨なのでこの辺りがデュアルだったLarkboxXとの差がどう出るか楽しみですね。しかしLarkboxXは非常に無名のメモリーだったのでそのあたりも比較が楽しみです。ちなみにメモリーはAMD公式にはRYZEN 7 3750Hは2400MHzまでと記載がありますがAMDに問い合わせたところ基板によるそうで基盤が3200MHz対応であれば3200MHzまで使用可能なようです。
SSDは分厚い冷却ゲル付きです。
ブランドはKingstoneのNVMe256GB SSD 2280で接続方式はPCIeになっています。
ちょっと苦言を言うと。このゲルが分厚すぎて上部のHHDスロットに干渉しています。跡が付いていますよね。
つまりHDDを装着するとSSDの熱がHDDケースに移行しますし、その逆もあるという事です。しかしHDDを搭載しない場合は熱がHDDスロットを介してTRIGKEY Speed S3のアルミケースに移行するので良いのですが、搭載する時はお互いの熱をぶつけ合うので冷却ゲルは薄いものを別途購入して貼り付けましょう。
TRIGKEY Speed S3の全体を見ていきます。
正面:左からCMOSクリアボタン、USB3.0 x2、USB-C、3.5mmヘッドホンジャック、電源ボタン
左右:換気用のメッシュ穴があります
背面:上部に排気口、左からLANポート、USB3.0 x2、HDMI x2、電源ポート。
裏面:左右に集めのゴム足が付いています。
曲面の処理も丁寧でメタルが鈍い美しさで輝きます。
電源を入れて初期がどのような状況か確認します。
Windows10の初期設定画面でした。
私はいつも通りその後ダブルドライバーでドライバーを全て抜き取りクリーンインストールをしました。その際、付属分のドライバーがありましたがTRIGKEY Speed S3の公式ドライバーでは解決できずにダブルドライバーで抜き取っていたドライバーが使用可能でしたので必ずクリーンインストールをする方はダブルドライバーでバックアップしてリストアしてください。
その後全てのWindowsデータのアップデートなども終わり完璧な状態にして起動スピードを計りましたら17.76秒とLarkboxXに惜敗となりました。
クリーンインストール後の電流設定を見たら25Wでしたので35Wに変更しました。今後のテストはこの設定でやっていきます。
ネットももスムーズに見れますし
Youtubeの4K動画もスイスイ見れます。4K動画視聴時のGPU使用率は14-15%程度でした。
それでは性能を視覚化して見れるベンチマークテストを一気にやっていきましょう。他のミニPCなども比較していきます。
【ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ ベンチマーク】(DirectX 11)
【FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION】(DirectX 12)
【『ドラゴンクエストX オンライン』ベンチマーク】
【 3DMark Fire Strike benchmarks】(DirectX 11)
【3DMark Time Spy benchmark】(DirectX 12)
【CrystalDiskMark】
まさかの数値です。ほぼ同スペックのLarkBoxXにも負け、前TRIGKEY Speed Sにもほぼ負けるという結果になりました。調べるとメモリはやはりシングルではデュアルによりも数値が大幅に低くなるそうですのでそれも大きな要因となっていると考えられます。
しかしそれを踏まえたとしてもかなり悲しい結果となりました。
※追記※この事についてはのちにLarkboxXのメモリを交換して取り付け実証したところLarkboxXと同じ結果が出ましたのでメモリが原因です。この事は総括記事に記載しております→【3】TRIGKEY Speed S3 実機徹底感想レビュー「総括します」
いかがだったでしょうか。見てきていただきましたのはTRIGKEY Speed S3です。
TRIGKEY Speed S3は海外のECサイトBanggoodで発売中でクーポンコードを発行していただきました。クーポンコードを利用すると45,789円です。(1ドル134円と仮定)
TRIGKEY Speed S3の商品リンクはコチラ TRIGKEY Speed S3の販売ページ
クーポンコード: BGJOETKS3H
今回は特別にTRIGKEYシリーズ全てのクーポンを頂きましたので欲しい方はご利用ください。
TRIGKEY Speed S3 500GBの商品リンクはコチラ TRIGKEY Speed S3 500GBの販売ページ$419.99 クーポンコード: BGJOETKS3F
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TRIGKEY Green G1 128GBの商品リンクはコチラ TRIGKEY Green G1 128GBの販売ページ$167.99 クーポンコード: BGJOETKG1P
次の記事ではゲームテストを一気にやっていきます→【2】TRIGKEY Speed S3 実機徹底感想レビュー「RYZEN 7 3750H ゲームテスト」
これら記事は下記のお爺さんの公式Youtubeチャンネルで全て実際にプレイしている動画を挙げてますので、合わせて参考にして下さい。
まだチャンネル登録お済でない方は登録していただけますと嬉しいですし、高評価頂けますと次作品への元気になります。
ゲーム老人チャンネルhttps://www.youtube.com/channel/UC12oO7Nhb7-guQ8NNbm2_GQ