超小型ミニPCで一世を風靡しミニPC界を席巻したCHUWIが満を持してLarkBoxブランドの新商品であるミニPC、LarkBox Xを発売しましたのでご紹介します。この記事はChuwi様の提供でお送りいたします。
届いたChuwi LarkBox Xがこちら。
もうこの時点でChuwiの持つセンスが漂ってきますね。
開封しましょう。
付属品から見ていきます。まずはこの黒い便せんから。
中には、マニュアル、カード、保証書、製品の質を伝える冊子が入っています。
マニュアルは珍しい折り畳み式で日本語もあります。
しかしパソコンのマニュアルはポートや増設部位の説明位程度になっています。
ちょっと面白いのがコチラの製品の質を記載している冊子。もしかしたらこのサインは手書きかもしれません。この商品は実際私が検査しましたよ的な物でしょうか?(違うかもしれません)
茶色い箱の中身を見ていきます。
電源アダプターとモニター裏に接続するためのブランケットが入っています。
Chuwi LarkBox Xの電源アダプターの出力はこんな感じです。
コンセントは日本で使用できる物ですがアース付きの3本式になっていますので対応コンセントがない人は変換アダプターを使用してください。
私はコチラを購入し起動確認しております↓↓
届いたサンワサプライ コンセント 変換 3Pプラグを2Pに変換用アダプタ トラッキング火災予防付きTAP-AD3LTがコチラ。
こんな感じで接続して使用します。
しかしChuwiさん、ちゃんとアースのことまで考えて3足のコンセントにするなんて本当に気が利いています。
では遂にChuwi LarkBox X本体を見ていきましょう。
おおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!!!!こ、これは格好良い~~~~~!!!!私が見てきたミニPC史上最もデザインが素晴らしいミニPCです。流石のChuwiですね。そのデザインはLarkBoxの時に既に研ぎ澄まされていましたが、今は大企業になったChuwiですがちゃんとそのデザイン性は生きていました!素晴らしい!!
Chuwi LarkBox Xの全体を見ていきましょう。
【上面】
大きな吸気口が一つのデザインとなっています。搭載しているハイスペックなCPUの冷却に効きそうです。
【正面】
RYZENとAMDのシールもワンポイントデザインとなって素敵です。
ポートは左からUSB3.0 x2基、USB-C、3.5mmヘッドホンジャック、電源ボタンとなっております。電源ボタンのところの色分けの細かい構造ががまさにこのChuwi LarkBox Xを象徴しているデザインとなっています。かなりお金をかけてでもデザインにこだわる!私の好きな企業の方向性です。
【左右面】
フラットなままです。
【背面】
上部には大きな排気口があります。
ポートは左から、電源ポート、LAN x2基、上がHDMI、下がDisplayPort、USB3.0 x2基
小さなミニPCとは思えないほどのポートの充実ぶりです。
【裏面】
ゴム足が付いており押しても抵抗があります。
Chuwi LarkBox Xのスペックを見ていきましょう。
OS:Windows10 HOME (Win11にも対応)
CPU:AMD Ryzen 7 3750H 2.3GHz – 4.0GHz 4コア8スレッド
GPU:Radeon RX Vega 10 10コア 1400MHz
Memory:8GB LPDDR4 2666MHz (max32GB)
Storage:M.2 NVMe SSD 256GB (max2TB)
Wi-Fi:6 (802.11ax) 対応
WLAN:2xギガビットイーサネット
Bluetooth:5.2
※1.これは今回私が提供受けたChuwi LarkBox Xのスペックで、時期や商品によってスペックが変わりますのでこれが全てと思わないでください。実際アマゾンにはCPUが違う種類の商品があります。
※2.付属メモリは2666MhzでChuwiに聞いたところ最高で3200MHzまでと返答がありました。しかし調べたところRyzen7 3750Uは最高で2400MHzまでと記載がありましたので記述しておきます。
Chuwi LarkBox Xの身体検査をしていきます。
縦:12.7cm
横:12.7cm
厚:4.8cm
重:399g
本当に小さく軽いです。この様に一般男性の手のひらに乗せればその小ささが良く分かります。
今回のChuwi LarkBox Xは増設が可能ですので分解して中身を確認してみましょう。まずは裏面のこの4つのプラスネジを外します。
小さなプラスドライバーが必要です。
ネジを取ったら穴に小さなネジを指しててこの原理で開けます。パチッと音がして開きます。ネジを外してすぐには開きません。軽い爪があるからです。
はい、Chuwi LarkBox Xのご開帳です。
余分な部分は隠してあって増設部分や交換がいつか必要になるC-MOS電池のみにアクセス出来るようになっています。SSDには初めから冷却シールが貼られている丁寧仕様です。
せっかくなのでシールを剥がしてみます。
KINGSTONのPCIe Gen 3 NVMe対応2280の256GBが付けられていました。
メモリも見てみましょう。
8GBとスペックでありましたが2スロット4GB x2と言う形です。最高で16GB x2 32GBまで増設可能だそうです。初めに使用されているのはNetacと言うブランドの2666MHzのSO-DIMMメモリですが検索しても出てきませんでしたので業務用かもしれません。
取り外しはノートと同じで両端のつまみを横に外して取り外します。
では電源を入れていきます。
初めは初期設定の画面から始まるタイプです。
LarkBox Xのクリーンインストールに必要なドライバーはコチラです→Chuwi LarkBox Xのドライバー
初期設定やバージョンアップを全て終わらせましたのでスペックなどが表記通りか見ていきます。
はい、ちゃんとスペック通りで間違いないようです。
ネットブラウザも快適。
Youtubeで4K動画を観てもサクサクです。4K動画を観てもGPUの使用率は10%以下です。流石RYZEN 7 3750Hですね。
Chuwi LarkBox Xの起動スピードチェックをします。
16.8秒。まずまずの早さですね。メモリ8GBにしては良く頑張っています。
ではRYZEN 7 3750Hの性能を数値化して見ていきましょう。ベンチマークテストを一気にやっていきます。
今回のChuwi LarkBox Xは初期設定で電力量が25Wに設定されていますがAMD RYZEN 7 3750Hは35Wまで推奨されていますので今回はその最大値である35Wに設定してテストします。いつも通り他のミニPCやUMPCと比較します。
【ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ ベンチマーク】(DirectX 11)
【FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION】(DirectX 12)
【『ドラゴンクエストX オンライン』ベンチマーク】
【 3DMark Fire Strike benchmarks】(DirectX 11)
【3DMark Time Spy benchmark】(DirectX 12)
全体として整合性のある数値とは言えず何とも感想が言いずらいというのが正直なところです。この結果を持って調べたらChuwi LarkBox Xは第二世代CPUの中でも省電力CPUという立ち位置で発表されているCPUなようでそこが少し足を引っ張たりしているかもしれません。あとは分解したときに見たあまり見ないメモリの性能やKINGSTONのSSDの出来などももしかしたら反映されているかもしれません。
【CrystalDiskMark】
NVMeということでSATAとは比べ物にならない早さですがNVMeの中では遅い方ですのでやはり備え付けのSSDの質も関与している可能性はあります。
いかがだったでしょうか。見てきていただきましたのはデザイン抜群のChuwi LarkBox Xです。
日本アマゾンでは現在クーポンが発光されており利用すると8000円OFFの48,800円です。
Chuwi LarkBox Xの日本アマゾンの商品リンクはコチラ Chuwi LarkBox Xの日本アマゾンの販売ページ
更に今回特別にChuwiの公式ショップページでのクーポンコードを頂きました。
何とそのクーポンを使うと$359(約45,000円)で購入できます。
Chuwi LarkBox Xの公式ページの商品リンクはコチラ Chuwi LarkBox Xの公式ページの販売ページ
第二回目の記事はコチラです→【2】Chuwi LarkBox X 実機徹底感想レビュー「エミュレータ+STEAMのPCゲームテスト結果」
これら記事は下記のお爺さんの公式Youtubeチャンネルで全て実際にプレイしている動画を挙げてますので、合わせて参考にして下さい。
まだチャンネル登録お済でない方は登録していただけますと嬉しいですし、高評価頂けますと次作品への元気になります。
ゲーム老人チャンネルhttps://www.youtube.com/channel/UC12oO7Nhb7-guQ8NNbm2_GQ