1年ほど前にレビューしましたRevo K101 Plusですが、当時は凄く人気があり売り切れ状態が続いておりました。その後販売サイトは閉鎖になりRevo K101 Plusもどこにも売っていない状態が続いておりましたが何とANBERNIC社からプレリリースされることになりましたの御紹介します。今回の記事はANBERNIC者様の提供でお送りいたします。
届いたANBERNIC K101がこちら。やはり箱にもしっかりとRevoの名前が見られます。推測ですがANBERNICが版権を買い取って再版した感じでしょうね。
開封します。
懐かしい機体が見えますが気持ちを抑えてまずは底蓋チェック。
おお!何やら色々入っていますよ。
今回ANBERNIC K101と同梱されていた付属品はコチラです。
全回同様の保護シールやウェットシート、精密+ドライバーも見られます。
AV出力ポートより映像と音楽を出力できるケーブルです。
充電用のUSB Mini-Bケーブル。
コチラは前回は入っていなかったUSB-コンセント変換コネクタです。これは嬉しいですね。しかしロゴはRevoになっているのでもしかしたら前回も別売り溶かされていたのかもしれませんね。
あと今回の一番良い付属品。説明書です。
ANBERNICらしい厚手の綺麗なプリントが施された写真多めの中英表裏の説明書です。ショートカットなどがかなり丁寧に記載されているので必ず読んでおきましょう。でもこの説明書のタイトルもRevoになっているんですよね。不思議です。
ではANBERNIC K101本体のご開帳です。
いやはや懐かしい出で立ちです。
全体を見ていきましょう。
【上面】
LRボタンと、左から充電用USB Mini-B、ホットキー(各種ショートカットボタンとして使います)、AV出力ポート、リンクケーブルポートがあります。私は持っていないので試せませんがGBA実機とやANBERNIC K101同士での接続も可能なようです。
【右面】
ダイヤル式の音量ジョグがあります。
【左面】
電源ボタンです。少し長押しで電源が入ります。電源が入る時に少しだけブツッといいますのでその瞬間に手を離すのがコツです。
【底面】
ストラップホールド、ゲームカードスロット、3.5mmヘッドホンジャック、リセットボタン(針などを通して押すタイプ)があります。
【裏面】
+ネジで止められた充電電池ホルダーがあります。
付属していた精密+ドライバーで開けてみましょう。
はい、こんな感じで懐かしいガラケー時代のNokiaの互換性バッテリーが出てきます。
今後バッテリーがへたった時に分解や半田処理なしで交換できるのは良いですね。
メインの4つボタンはRG350Mタイプの重量感のあるボタンですが押し込みはそれよりもスムーズです。ボタン自体の面積が大きく押しやすく高級感があるよく出来たボタンです。
十字キーは少し硬く感じるかもしれませんが、GBAでは格闘ゲームも少なく滑らせて使う事は少ないと思うので問題は無いと思います。
LRはプリッとした感じのボタンですが押しやすくアクセスもしやすいです。
それでは多くの方が気になる前回のRevo K101 PlusとANBERNIC K101の違いですが、かなり見比べた結果基本何も違いはありませんでした。海外サイトなどでデティールが良くなったなどの書き込みや記事を見ましたが全く同じです。
ちなみに唯一の違いは裏面のプラ部分の朱色に違いがありました。写真を見てもその違いが判ると思いますANBERNIC K101の明るい色合いです。
ANBERNIC K101の身体測定をします。
縦:6.4cm
横:14.4cm
厚:1.9cm
重:141g
ANBERNIC K101のスペックを見ていきましょう。
CPU:2コアARM7 16.78MHz ARM9 50-100MHz
Memory:133MHz 32+16MB
Display:3inch AUO TFT液晶 480×320
Battery:NokiaClone BL-58 3.7V 800Mah
そしてこのANBERNIC K101というゲーム機が何?と思う方もおられると思いますので説明します。
このANBERNIC K101は基本的にはゲームボーイアドバンス互換機なのです。
スロットに事前に入っているカードを取りだし。
ゲームボーイアドバンスのソフトを差し込み電源を入れます。
すると、おなじみのゲームボーイアドバンスのBIOS画面が現れ
ゲームボーイアドバンスのゲームが楽しめます。
更には付属していたKカードのMicroSDにゲームデータを入れてエミュレートして遊ぶ事も出来ます。
しかしこれ、昔で言う所のM3Adapterと同じ仕組みなっており。エミュレートと言ってもこのKカード内でエミュレートするので実機であるゲームボーイアドバンスエミュレーターはおまけ程度と思ってください。エミュをちょっとご紹介します。
ファミコン
良く動きます。
ゲームボーイ
良く動きますし、カラーにも対応しています。
ゲームボーイアドバンス
実機と同じ動きを見せます。
ゲームギア
かなり厳しいですがシュミレーションなどなら遊べそうです。
PCエンジン
画面の再現度は流石ですがスピードは全くダメです。
セガマスターシステム
軽いゲームであれば比較的よく動きます。
と言う感じです。つまりANBERNIC K101は基本はゲームボーイアドバンスを複数持ち歩く用のゲーム機と考えてください。
ちなみにKカードをゲームボーイアドバンスに差し込んでみると
BIOS画面で止まりますので、Kカードを実機でエミュ機として使用する事は出来ません。
ではANBERNIC K101にKカードを差し込み、起動する流れや機能を見ていきましょう。
まずは電源を長押しして入れるとKカードのBIOS画面が現れます。
トップメニューが現れます。
ココにはMicroSDカードのルート上が表示されます。つまりはフォルダ名などの指定はなく(半角英数であれば問題なし)、自由に名前を付けてください。フォルダの中を見てゲームを選択できますのでこの辺りは自由です。
LRを押すとタブが変わり。HELP説明もみれます。
ココにはショートカットも記載されており、ショートカットを忘れたらここを見ればOKです。
さらにオプション設定があります。
言語設定では日本語も選べますがおかしなフォントなので英語のままがお勧め。
ディスプレイ設定は面白いです。
特に項目2つ目のLCD Scallingは3種類あります。それぞれの画面を見てもらいます。
4:3
ANBERNIC K101の全画面表示となります。
3:2
ゲームボーイアドバンスと同じ対比にあわしますので上下に黒帯が出来ます。
240×160
ゲームボーイアドバンスと賞味同じ解像度となります。ANBERNIC K101のモニター解像度が高い為、残念ながら小さな出力なります。
このANBERNIC K101の映像出力についてちょっと言及します。
私は以前ゲームボーイアドバンスをIPS液晶に改造したのですが、そのゲームボーイアドバンスを用意します。
F-ZEROのドットがわかやすい左上のSPARE MACHINE 4というところの表示を見てみましょう。
これがゲームボーイアドバンス実機。
これが4:3のANBERNIC K101の表示。
比率が違うので縦長になる事で文字が縦に潰れているのがわかります。
それでは比率を合わせる3:2のモードではどうでしょうか。
比率は合わせてもやはり先ほどと同じような表示です
これは推測ですが比率を変えても出力自体は480×320でされていてそこからの比率変更なので同じ結果になるんだと思います。
では最後に240×160。
はい、先ほどの推測があったていた通り、こちらでは綺麗に出力されました。
この辺りはゲームボーイアドバンスに強い思い入れがある方には気になるポイントだと思いますので参考にして下さい。
ちなみにANBERNIC K101の液晶には癖があります。視野角は左右上共に広く良好ですが
下からの角度には弱く画面が真っ黒になります。この角度から見てプレイする人はいないと思いますが一応記載しておきます。
では最後にAV出力をテストします。
AVケーブルを上部のポートに差し込み。
AVアンプをテレビに繋げます。黄色は映像に、赤は音声ポートに挿します。
電源を入れるとあっさりと点灯。ANBERNIC K101の画面は消えた状態での出力です。音量もANBERNIC K101のダイヤルでも変更可能でした。
ちなみにANBERNICからANBERNIC K101がプレリリースされるに際して凄い情報があります。
何とRevo K101 Plus時代に他のショップで購入して壊れたものでもANBERNICで修理対応してくれるんですって!これには驚きですよね。流石のアンバーニックです!
ご紹介してきましたANBERNIC K101はANBERNICの日本公式ショップで発売中です。
現在1360円引きセール中で¥8,139で発売中(送料無料)ですので欲しい方はどうぞ。
ANBERNIC K101の商品リンクはコチラ ANBERNIC K101の販売ページ
これら記事は下記のお爺さんの公式Youtubeチャンネルで全て実際にプレイしている動画を挙げてますので、合わせて参考にして下さい。
まだチャンネル登録お済でない方は登録していただけますと嬉しいですし、高評価頂けますと次作品への元気になります。
ゲーム老人チャンネルhttps://www.youtube.com/channel/UC12oO7Nhb7-guQ8NNbm2_GQ