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京都二郎系ラーメン 一乗寺 池田屋に行きましたので食レポ感想レビュー

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京都二郎系,池田屋,一乗寺,二郎系ラーメン

※狭いお店でしたので流石シャッター音が鳴っては失礼なので写真はありませんのでご了承ください。

私は今日まで大阪で食べれる二郎をこよなく愛してきた男です。食べてきたのは、笑福、好面たまらん、ラーメン壮歴史を刻め、あいすべきものすべてに ニュータウン店(歴史を刻め系列)、ドカ盛マッチョ、麺屋ガテン、この辺りをかなり複数回食べてきた人の感想です。レベル的には初心者の少しだけ上と言う立ち位置だと思います。

初めて向かう一乗寺、京都駅から車で向かい池田屋に向かう途中400m手前にパーキングラッシュがあるのでそこで駐車。歩いて7分ほどで到着しました。
17:00オープンの午後の部を狙って16:40に到着するも行列は無し。「あれ・・」と思いながら並んでいるとオープン5分前になると2人程が後ろに並び、オープンと同時になんだかんだで丁度満員になりました。

入店してすぐ右手奥に券売機。悩んだ末に400gの並を購入。嫁さんは150gのプチを購入。ツイッターで本日より+50円でつけ麺開始とあったので嫁さんはそれにするらしい。つけ麺時はラーメンの食券を出すときに一緒に50円を台に置くとオーダー出来ます。ちなみに嫁さんは食券を買うときにいまいちルールがわからなかったようで色々店長さんに聞きましたが凄く優しい口調で丁寧にお返事してくれました。
私は400gいけるかなーと不安だったのでアルバイトらしき凄くイケメンの方が目の前で準備をしていたので「野菜少なめとかいけますか?」と聞きましたところ、こちらの方を凄く丁寧に「はい、大丈夫ですよ。注文の時ににんにくいれますか?と聞きますのでそこで伝えてもらったら大丈夫ですよ」ととてもやさしく教えてくれました。

 

ちなみに食券を買うとすぐ横にあるコップを取り、そこにある給水機で水を入れ、お箸と手ぬぐい、いる人はレンゲを取って置くから着席です。手ぬぐいは食後に自分の机を拭くためにも使うので必ず取って置きましょう。

店はカウンターのみ、6-7席くらいの狭いスペースで、大人がずらりと座るともう後ろを通るのもちょっとすいません、と言う感じの広さです。席と席の間にはプラスチック版があり、戸も開けっ放しなのでコロナ対策は出来ていると思います。

着席すると目の前の台に食券を置きます。つけ麺の人は食券と一緒に50円を置きましょう。私はしませんでしたが豚増しの人は別途お金を置いて口頭で伝えていました。

約10後くらいに店長さんから「にんにくいれますか?」と聞かれましたので「はい、野菜少な目、アブラ、にんにくマシマシでお願いします」と伝えました。これを二郎では「コール」と呼びます。すると「はーい」とお返事を頂き、1分以内に食券を置いた台にラーメンが運ばれますので、自分で器を持って机に置きます。

 

まず驚いたのがお肉の多さ。豚の角煮の大きな塊のようなシャーシューが2個ドンドン!と乗っていて、プラスしてチャーシューをほぐしたようなものも多く入っていました(わかりやすい言い方で言うとコンビーフ状のチャーシュー)。
野菜少な目は本当にちょろっとだけもやしがある程度で、アブラはごろっと固形で味が染みたような茶色の油が中央に固められてのっかっていました。
私は普通二郎では400gはぺろりと食べるのですが、この日悩んだのは事前情報で池田屋の普通ラーメンのチャーシューの量がかなりランダムで日によっては猛烈に入っている日があると記載を散見したのでそう思っていましたが、この量なら400gで正解だったと思いました。

野菜がないのでいきなり麵を食べてみました。
「旨いっ!!」
麺は太めの少し平麺、普通の人で分かりやすく言うとほぼうどんの様な太さ。シコシコとした歯ごたえはあるものの、ゴムの様な固いモノではなく、麺として成り立つコシが非常に強い食感です。たまにあるバキバキ系ではないので食べやすいです。でも一般の方が行くと卵を使っていない麺なのでゴワゴワ感に驚くと思います。更に粉はオーションを使っているので凄い麵の味が際立ちます。

 

スープは乳化系(油と醤油とんこつが完全に混ざり合った状態)なのであっさりマイルドで濃厚かつ甘味を感じます。手を抜いて豚骨を焦がしたような豚臭さはいっさいなく丁寧にスープを作られているのがわかりました。

麺を二口程食べた後に、チャーシューへ着手。二郎系はチャーシューが多いので先に全て食べないと後できつくなるので先に完食するのがお勧めです。
チャーシューはよく見ると赤身たっぷりの物と半分液体の様な油をまとった二種になっており、どちらも柔らかく絶品!!!私の後に入ってきた方のほとんどがラーメンをミニにして肉増ししていた理由がわかります。これ、本当に癖になる旨さでした。しかも二郎でありがちなしょっぱすぎるお肉ではなく適度に味がする程度で肉のうまさを感じながら食べれるので美味しいです。ほぐし豚もほろほろで美味でした。

そしてチャーシューをササッと完食して遂に麺とご対麺!
無駄にスープを吸わせないように麺を持ち上げてスープからげて折りたたみます(これを二郎では天地返しと呼びます)。油分たっぷりのスープなのでこれをする事で少しだけ麺を冷やせて麺をガンガン食べれますし、スープを吸いすぎると麺量が更に多くなるのでお勧めです。
そしてガンガン美味しいなーと思いながら食べていくのですが中盤から「?」となります・・・。

 

「無性にしょっぱい・・・」先ほどまであれだけマイルドでおしかったのに何故だ・・・。食べれば食べるほどしょっぱくてもう後半は何か醤油を飲んでいるかのようなしょっぱさで正直きつかった・・・。推察するにカエシの量が非常に多く、初めは混ぜずに浮いている乳化油部分で麺を食べていたのだがどんどんカエシが侵食してきてしょっぱくなってしまったのだと思う。
何とか完食したがギリギリしょっぱさで残すところだった・・・・。

私は今日まで大阪の俗に言う所のインスパイアの更にインスパイア系の二郎を食べてきた。直系に近いインスパイアはこれが初めてだった。もしかしたらこれが本家に近い味なのかもしれないのでこの味付けを否定する事は出来ません。ただ二郎まだまだ初心者の私にはインスパイアinインスパイアくらいの方が口に合っているかもしれません。
でもこの麵やチャーシューは捨てがたい!本当に美味しかった!だからこういった直系に近いテンポで食べる時はコールの時に「カエシ少な目!」も必要だと勉強になった。

ただ、かなりの二郎系ラーメンとしてかなりの人気店らしいですがとにかく店の方が優しく気さくですし、そのせいもあってお客さんも明るく友達同士で話している人も多くいました。二郎系の店は多くが「黙って食え!」「店のルールは熟知してこい!」的な威圧感を感じる所が多いです。それは店側もお客さんもしかり。しかしこの店はほんわかしています。嫁さんも初めおしぼりの場所がわからなかったとき、後ろのお客さんが教えてくれたりとかしていました。
ですので二郎初めての方には来やすいのかなと感じました。

 

ちなみに完食後外に出ると10人以上の行列が出来てびっくり!やはりかなりの人気店の様でした。
ごちそうさまでした!



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