ここまでブログでは3回に渡り、そして私のYoutubeチャンネルではかなりの数の検証動画を上げてきましたが、これらを全てまとめてOdin Proを総括しようと思います。ご興味ある方は是非読んでみてください。
ちなみに前回のエミュレーターテスト結果一気発表はコチラです→【3】Odin Proの実機感想レビュー「エミュレーターテスト」
【外観】
第五世代は比較的高級志向に感じられる傾向でしたがOdin Proはそれらと比べるとポッピーな感じがしました。
しかし無駄でありながら超最高なLED装飾を備えるなど大手が絶対にやらないベンチャーならではの遊び心もあって非常に良い外観です。今後の一般販売でもかしこまらずこのLEdは残すべきです。希望とすれば色の変更機能を付けて欲しいです。
ゲーム前面にあるOdinのロゴマークは大変目立ちます。このロゴマークを許容できる人は良いワンポイントになるでしょうが、そうでない人にとっては気になるでしょう。個人的にはプリントではなくエンボス加工の方が格好良かったかも。でもこのゲーム機を外で遊ぶユーザーを広告塔にするにはこれが一番ですから仕方ないかもしれません。ちなみにOdinのロゴマーク私は好きです。
液晶裏部分は非常に薄いOdin Proですが何とファンを装着させています。これだけ薄い機体ですしベンチャーですしハッキリ言って手を抜けばファン無しで出せたともいますがちゃんとファン付きでOdin Proを出したことはこのAYNと言う会社の誠実を表していると思います。第五世代からはやはりファンは必須になってきます。特にスナドラを積んでいるようなところはファンが無いと性能が生かされませんし本体寿命にも関わりますのでこの辺りをちゃんと踏まえたモノづくりをしているOdin Proは非常に評価が高いです。
【操作性】
ベンチャー企業が一発目に出せるレベルではないOdin Proのメインの4つボタンと十字キーは既にアンバーニックに迫る勢いの完成度で度肝を抜かれます。性能などはどこかパーツ頼みでどうにかなりますが、このボタン周りは長年のノウハウが必要です。そしてゲーム機にとって最も大事なポイントです。そこをこの会社が一派腕やってのけたことに驚きます。もしかしたらアンバーニックの下請けをしている工場に依頼したか、大手中華企業の人材をピックしたかどちらかが予想されますね。本当にこれはOdin Proで最も称賛すべきポイントです。
実際の操作性も抜群で、波動拳 真空波動拳などもスイスイだせます。しかしバーチャファイター3のアキラの鉄山扉のXY同時押しはボタンの幅が広い事で出しにくいと感じました。
Odin Proはホームボタンしかないので出来れば物理ボタンで戻る、タブ、ホームの3ジェスチャーボタンを置いて欲しいです。エミュは戻るボタンでメニュー表示がアンドロイドは多く、エミュ中はジェスチャーが効きにくい印象があるのでこれは必須だと思います。
【システム】
性格にはわかりませんがどうやらOdin Pro版だけらしいですがHGH PERFORMANSモードなど3種類のモードが搭載されておりCPUのクロック数を多少調整できます。この辺りはなかなか面白いと感じました。実際Antutuでテストしても結果が1割ほど伸びて性能に差が出ていることが証明されました。
ただしこのモードチェンジとLEDのONスイッチが何故かアンドロイドOSモードのアプリの中では行えず、いちいちOdin Launcherを立ち上げないといけないのは面倒だと感じます。もしかしたらOdin Launcherを使ってほしいからそうしたのかはわかりませんが希望としてはアンドロイドOS内に設定アプリを作りすぐにアクセスできるようにしてほしいです。
【エミュレーター】
もうこれは凄いの一言ですね。まさか32000円でPS2がここまで動くは思いもしませんでした。まさに驚愕です。当然まだまだアンドロイドのPS2のエミュレーターであるAethersx2の未開発部分、Odin Proの性能の限界もあり動かないゲームや動きが鈍いゲームも多くありますが個人的にロマサガやFFXが動き時点でかなr感動しています。
更にこの大きさのOdin Proでゲームキューブがかなり良い感じで動くことも感動です。当然F-ZEROは完ぺきとは言えませんがマリオサンシャインなどの重いゲームも比較的よく動かしてくれているのは驚きました。
そして個人的に嬉しいのがセガサターンの本家であるSSFが動くことです。これによりセガターンは安泰と言う事で非常に私は嬉しいです。
【総括】
第五世代は個性が豊かで比較する事は難しいですが性能や操作性、金額を考慮したとき非常にノーマルな選定方法では一番お勧めしやすい商品であることは確かです。32000円で皆が想像する第五世代を確実に実感させてくれる商品です。
後良く聞く意見で第五世代は大きすぎるという意見がありますがその点もいい塩梅にクリアしている感じます。Odin Proの大きさは多くの方がポータブル機だと許容できる歯にのギリギリのラインで制作されており、この点も大きさが気になる一部のユーザーの不満点を満足させてくれるでしょう。
このOdin Proは一般販売されれば多分ですが第五世代の筆頭にになるほど多くの人が購入すると思います。その中で今後このAYNというベンチャー記号が次の一手をどこに踏み出すかが今から興味深いです。とりあえずカラーバリエーションで攻めるかCPUのアップグレードキットを作るか、内臓で売り出すか、大型化させるのか、小型化せるのか、とても楽しみですね。
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