前回の総括を押して基本的なレビューが終わったRetroid Pocket 2+ですが、本日は紹介していなかったランチャー機能の使い方をご紹介します。
今回は製造元のRetroid Pocket様からの提供でお送りいたします。
前回のRetroid Pocket 2+の総括記事はコチラです→【4】Retroid Pocket 2+ 実機徹底感想レビュー 「総括します」
Retroid Pocket 2+の初期設定でUIをどうするか聞かれましたよね。
1つは一般的であるアンドロイドOSにするAOSP Launcherでもう一方がRP2 Plus Launcherです。アンドロイドの方はコチラでもご消化kした通りなのですが、もう一歩であるRP2 Plus Launcherは触っていませんでした。しかし気になったので色々触っていると「お・・これ使う人多いのでは?」と思い使い方をご紹介しておこうと思います。
まずLauncherとは何か?
Retroid Pocket 2+でゲームをしようとすると、アプリを立ち上げる→ゲームを選択する、という順番になります。RetroArchであったら更にコア選択など手間が少し増えます。
しかしLauncherがあれば、ゲーム選択が第四世代のように感覚的にゲームを選択するだけで起動できるようになります。これは便利ですよね。
ただ個人的に放っておいたのは既に多くのアンドロイドエミュレーターの方式がランチャー方式になっているのであまり使っていも意味ないかなと思っていたからです。しかし実際にRP2 Plus Launcherを使うとサムネイル設定が出来たりなど細かい設定が出来るのでこれは良いぞとなったわけです。
まずは、実際に遊ぶゲームデータと設定したいサムネイル画像(ゲームのジャケットデータ)を用意します。サムネイルデータは200×200で位でも十分綺麗に表示されましたのでそれで良いです。正方形が適正で、もしも長方形の物を使用しても強制的に正方形に変形させられますのでご注意ください。
それらデータをMicroSDカード内に配置しましょう。
※ドリームキャストのデータを追加する場合は吸出しデータのフォルダ内のip.binは削除しておいてください。これが無くてもゲームは起動します。
Retroid Pocket 2+を起動させて、RetroidLauncherというアプリを立ち上げます。
ロゴが出て立ち上がります
しかし初めは素面の状態です。
下部にあるSystemをタップしてください。
色々なエミュレーターが表示されるので表示させたいエミュレーターを選択します。
まず今回はドリームキャストを設定してみましょう。Dreamcastをタップしてチェックマークを入れてOKをタップします。
するとこのように先ほど真っ白だったメインメニュー画面にDreamcastのアイコンが現れました。
このアイコンをタップしてみましょう。
はい、こちらもまだゲームデータの設定が出来ていないので真っ白ですのでゲームデータを追加してみます。下部のRomsをタップしましょう。
ゲームデータはどこにありますか?と聞かれますのでAddをタップしてゲームデータがあるフォルダを選択しましょう。
皆さんも知っての通りドリームキャストは吸い出した時にファミコンなどとは違って複数のデータから成り立っていますのでまずはフォルダを選択します。ゲームフォルダの横にあるマスをタップしてチェックを入れましょう。
右下のSELECTをタップします。
ゲームデータへのパス(フォルダ構成)が追加されました。
上記のフォルダの左側にあるマスをタップしてチェックを入れます。
下部のScanをタップします。
するとデータが読み込まれました。多分正式にドリームキャストから吸出し行為を行ったゲームデータですとdという小文字のアイコンが表示されていると思います。つまりはフォルダ内のdisc.gdiが読み込まれたということです。これはPS1ゲームのcueみたいなものです。
※ここでもう一つiというデータが出る人は上記の注意書きを読み忘れていますので見直してください。
アイコンを長押ししてください。Game Settingsと言うメニューが出ますので、この中のRename this romをタップします。
この様な画面で名前を変えれるのでゲームの名前を打ち込みましょう。
OKを押すと
名前が変わりましたね
次に小文字のアイコンをジャケットデザインに変更します。ゲーム名が正式に変更出来たらもう一度アイコンを長押ししてGame Settingsの画面を出して次はBox coverをタップ。
Accessというメニューが開きますのでYour deviceをタップ(これはネットからデータを探すか自分のデータを使用するかを聞かれますが、当然ネットのデータは違法になるので必ず自分でデータを用意してください。Your dviceは自分の物を使うという事です)
後は先ほどと同じように自分が用意した画像まで移行して(私の場合はGG.jpgと言う画像データ)、画像データをタップしてチェックマークを入れて、下記のSELECTをタップ
はい、この様にゲームデータがちゃんと格好良いボックスイメージになりました。
試しにゲームアイコンタップしてゲームを起動させてみましょう。
おお!!!起動した!!!
ではゲームを終わってみましょう。
おお!!!!RetroiLauncherにちゃんと戻ってきました。これは嬉しいですね。この様に感覚的にゲームを始めて終われるを繰り返せるのがランチャーの良い所です。
それでは少し変化球な使い方もご紹介します。
もう一度下部のSystemをタップしてお次はNESを追加しましょう。NESはNintendo Enterteiment Systemの略で、つまりは日本で言う所のファミコンの事です。こちらをタップして追加しましょう。
ドリームキャストの横にファミコンのアイコンが新たに追加されました。
ファミコンのアイコンをタップしましょう。
先ほどと同じようにゲームデータの設定が出来ていないので真っ白ですので先ほどと同じ工程でゲームを追加しましょう。
ゲームを三つ追加しました。※ファミコンは何故かゲーム名の横に勝手に(Japan)と表示されますので嫌な人はRenameで消しましょう。
それでは先ほどと同じようにゲームアイコンをタップしてゲームを起動させてみましょう。
・・あれ、No core foundとエラーが出ました。
下部のEditをタップしましょう。
これを見てお分かりの通り、RetroArch(Mesen)と記載があります。お察しの速い方はもう気づいたと思いますがその通りです。実は起動アプリの他にレトロアーチの場合は使用するCoreの指定もしてあげないといけないのです。つまりファミコンの初期設定CoreはMesenになっていて、私がレトロアーチで使っているFCUEmmではなかったのでそのCoreが私のレトロアーチには無かったのでエラーが出たのです。
その場合はコチラの▼をタップしてください。
ずらっとファミコンに関するエミュやレトロアーチのCore候補が出るので、今回は私が使用しているFCUEmmCoreを選択します。
するとこのようにNameの所がRetroArch(FCEUmm)に変更されたのがわかります。
次に左上のSaveをタップして設定を保存します
そしてこれで設定は終了なので右上のDoneを押して設定完了。
もう一度ゲームアイコンをタップしてみましょう。
はい。この様にゲームが無事起動しました。
パワーアップアイテムがデフォルトアイテムより弱い単独一揆を楽しんだら、ゲームを終了してみましょう。
おお!!!これまたRetroiLauncherの画面に戻れました。
非常に便利です。
これを応用すれば色々な形のエミュレータを事前自由にランチャーにカスタマイズできますので自由に色々やっちゃってください。それにしてもこのUIになれると他のアンドイドエミュに戻れない危険性もあります、と言う位便利なアプリであったのRetroidLauncherでした。
しかしこれはあくまでランチャーなのでエミュ自体の基本設定はそれぞれアンドロイドモードで各種エミュを立ち上げて完遂しておく事が大事ですのでそれはお忘れなきよう。
しかしこれでまた完璧主義者たちがびっちりとゲームフォルダを作るというミッションを私が作ってしまった事は罪を感じます・・・。
※追記※
ちなみにボックスアートはもっと早い裏技があります。それはRetroid Pocket 2+の内部ストレージに侵入し、RP3Launcher/Emulatinと言うフォルダの中のそれぞれのエミュレータフォルダの中にゲームデータと同じ名前の画像データを入れておけばこのようなばどろっこしい手間を省けますので早くアートワークを付けたい方はそちらの方法をご利用ください。
Retroid Pocket 2をRetroid Pocket 2+にアップグレードするRetroid Pocket 2+ Upgrading PCBの使い方の記事はコチラです→Retroid Pocket 2+ Upgrading PCBを使って基盤を交換する方法
ここまでご紹介してまいりましたRetroid Pocket 2+は製造元のRetroid Pocketさんの公式ページで発売中です。
Retroid Pocket 2+の商品リンクはコチラ Retroid Pocket 2+の販売ページ
金額:¥11,374(送料:DHL(3675円)4PX(1378円))
金額は為替相場の変動で変わりますのでご了承ください。
次回は全ての情報を網羅して総括したいと思います。
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