お爺さんが予想していた通り中華ゲーム機もアンドロイド化が顕著に進んでいる今日この頃、皆さんの興味は「一体どれくらいのGPUでどれくらいのエミュレーターが動くのでだろう?」ではないでしょうか。
そんな皆様の指標になるべく今回お爺さんが購入したのはゲーミングスマホと言う言葉をまさに決定づけたスマートフォン「ROG Phone ZS600KL」です。
現在ROG Phoneは5まで出ており、「いやいやお爺さん、今頃初代って・・」とお思いでしょうが、3年前に発売された初代ROG PhoneでもなんとSnapdragon845を搭載しており十分に検証の参考になるのです。更に中古市場では30000-35000円程度ですのでコスパの部分も踏まえて皆さんの指標にしてもらえればと思います。
それでは第一回目のレビューをしていきます。
まずは外箱拝見。
おお!斬新!こういう無駄なところにお金をかける精神大好きです。エンボスの模様もCOOLです。
6角形のスマートフォンの外箱って後にも先にもROG Phone ZS600KLだけでしょうね。
口はマグネットになっているこだわり様です。
開封します。
うわ~~~~~~。
スナイパーがサイレンサーとかばらして入れている感じの梱包の仕方ですね。感動します。
まずは右手にあるこの謎の機材をチェック。
これはこの様に引っ張ると伸びます。
内側はこんな感じになっています。
内側にはこのようなプラグが付いています。
コチラの使い方はのちに紹介。
次は左手にあるボックスの中を見ていきましょう。
中にはUSB-C to USB-CケーブルとUSB-Cアダプターが入っていました。
アダプターにもROGPhoneのロゴが入って格好良いです。
このボックスを持ち上げるとまさかの冊子類がありました。ギミックが多くてワクワクしますね。
開くとSIMピンがありました。
中には説明書が二点。
多言語のよくあるちょびっと説明の冊子。日本語もあります。
もう一点は日本専用に作られた説明書でかなり詳細に記載があります。
ではいよいよROG Phone ZS600KLを見ていきましょう。
一見縦長の良くあるデザインのようですが、角のアールや差し色のオレンジなど日本製のダサいスマホとは違って非常に洗練されたデザインで見とれます。日本には素晴らしいデザイナーが多いのに何故ここ10年近くの日本のプロダクトデザインは小学生以下のデザインしか作れないのでしょうか・・・。オリンピックのうちわでの合格のし合いの談合などが日本のデザインの質の低下を招いているとしか考えられません・・。
驚きがこの裏面。
驚異的に格好良い鏡面仕上げです。
叩くとメタルではなくプラの様なのですがプラでは考えられない不規則な光の反射で今まで見たスマホの中で一番素晴らしいデザインです。ゲーミングスマホらしくスマホでは珍しい通気口が空いています。
ちなみにROG Phoneは2以降はどんどん真面目になって行って、これだけ攻めたデザインはこのROG Phone ZS600KL初代のみの特権と言えます。
身体検査をします。
横:7.5cm
縦:15.8cm
厚:0.8cm
重:200g
簡単なスペックはコチラ。
ROG Phone ZS600KL
OS : Android 8.1
CPU : Qualcomm Snapdragon 845( 8コア 2.96 Ghz)
GPU : Adreno 630(710 Mhz)
Memory : 8GB LPDDR4X
Storage : 512GB(外部メディは無し)
Display : 6型ワイド AMOLEDディスプレイ 2,160 × 1,080ドット(フルHD+) Corning Gorilla Glass 6
Battery : 4000 MAh
Bluetooth : 5.0
Wi-Fi : IEEE802.11a/b/g/n/ac (周波数帯域:2.4GHz/5GHz) IEEE802.11ad (周波数帯域:60GHz)
全体を見ていきましょう。
上側面
マイク穴があります。
右側面
音量ボタンと電源ボタンとエアトリガーが2か所あります。エアトリガーは後日の記事で説明します。
左側面
SIMスロットとエアトリガーが二か所あります。真ん中のスロットは前述しましたあの機材をはめ込みます。
合体するとこんな感じです。
実はこれROG Phone ZS600KL専用のファンになっています。流石ゲーミングスマホです。スマホにファンを付けるって発想は本当にありませんでした。
下側面
充電用のUSB-Bスロットと3.5mmヘッドホンジャックがあります。上記のファンスロットにはファンの以外のUSB-C以外は付けないようにしてください。
もうこれで付属品は終わりかと思いきや、こんなところに引き出しが!!まさに隠し部屋!
中には純正のケースがありました。
三つに分解されます
入れ物が簡易説明書になっています。
装着しようとしてビックリ。ここまで凄く考えられていたのに何故か取り付けに両面テープを使用。
これはあまりにもがっかり仕様・・。しかしがっかりを抑えて上下のパーツをまずは接着。何か鏡面が泣いています・・。
そして中心部分のこの凸を差し込んで
完成。
鏡面は捨てがたい格好良さでしたが、これはこれでタフフォンの様で素敵です。
しかし衝撃の事実が判明。
何とケースに入れていると先ほどのファンを取り付けれないというおバカ仕様。
うーーーん。ここまで素敵なデザインにしておいて、ケースのシールと言い締めがあまりにお粗末。開発期間の遅れがそうさせたのでしょうが、せめてマイナーバージョンアップでこの辺りの対応がなされていて欲しかったですね。発売日との兼ね合いで最後の最後でもったいないですね。
ちなみに専用TPUケースも買っていましたが専用ケースに入れていると使えませんでした・・、ちょっと今回のお爺さんはチグハグオンパレードです。
最後にGPD WIN3やAYA NEOで使っている高速充電アダプターを使用したら普通に高速充電されましたのでお伝えしておきます。
これら記事は下記のお爺さんの公式Youtubeチャンネルで全て実際にプレイしている動画を挙げてますので、合わせて参考にして下さい。
まだチャンネル登録お済でない方は登録していただけますと嬉しいですし、高評価頂けますと次作品への元気になります。
ゲーム老人チャンネルhttps://www.youtube.com/channel/UC12oO7Nhb7-guQ8NNbm2_GQ