3回に渡ってご紹介してきましたGKD MINIですが、今回はそれら情報をまとめて総括したいと思います。
以前の記事はコチラ【3】GKD MINIの徹底感想レビュー「エミュレーター徹底動作チェック」
GKD MINIの発売リンクはコチラ。GKD MINIの販売ページ
【外観】
流線形が美しく、それが完璧に仕上げられているのでメタル筐体特有の満足感を120%満たしてくれます。
メタル部分以外にもLEDの電池残量インジゲーター
充電ポートのLEDライト
など、ゲーム機の概念を越えた遊び心が要所に感じられる部分もコレクションとしてGKD MINIを一台は欲しいと感じさせます。
【操作性】
外観は良くても操作がダメであれば使い物になりませんが、GKD MINIはそこもちゃんと抑えてくれています。
十字キーは格闘ゲームで昇竜拳 波動拳が連続で出せるほど完璧なチューンナップでストレスを感じさせません。
メイン4つボタンもストロークの長い軽さで、押しごたえと押しやすさを両立しています。
しかしABの同時押しにはほんの少しの少しですがB側にひっかかりを感じました。
縦シューティング用のABボタンはお世辞にも実践向きとは言い難いですがこの発想と実装は今後のゲーム機作りに大きな礎になるでしょう。
不安視された斜め方向に設置されたLRボタンですが格闘ゲームで試しましたが思ったほどは違和感なく使用できました。
【液晶】
他のゲーム機程の光量はMAXでは出ませんが、個人的には他の物が必要以上に光量設定が成されていると感じていたのでこの光量で特に問題は感じません。しかも10段階で設定が出きる優れものです。
今回もガラス面と液晶面を限りなく0にするOCA技術が使用されており非常に美麗なIPS液晶でゲームを楽しむことが出来ます。
【性能】
以前のGKD350Hでは3Dゲームはからっきし弱かったのに何故か滅茶苦茶動きが良くなっています。
【デメリット】
OSしかりエミュはRG350の物は基本使ません。一見使えるように見えても不安定ですので使用はお勧めしません。そこはデメリットなのですが備え付けのエミュの性能の良さ、補填分は過去の正式エミュで出来るので個人的には問題を感じませんでしたしたが一応デメリット部分に書いておきます。
※ちなみにエミュやOSの性能は購入ショップで変わる事があるので、あくまでこの見解はRetromimiさんで購入した商品の話です。
GKDMINIが搭載しているIngenixX1830は3D GPUを持っていないのでココが弱点となると思っていましたが専用エミュがGPUで処理する部分をCPU処理に変えるプログラムでもあるのかRG350では厳しかったトバル2がフレームスキップ無しでヌルヌル動いているのには驚愕しました。エミュの質が上がったんでしょうかね。
更に重いゲームであるR-TYPE DELTAもヌルヌル起動で、なおかつバイブレーション機能も作動し驚きました。
現状第三世代を購入する時には横型ゲームできあれば第三世代を制したアンバーニック社のRG350P、縦型であれば同社のRG280Vと言う二択になっていましたがこのGKD MINIの登場でその選択肢は変わってしまいました。
初めは「さすがにこのタイミングで第三世代投入は厳しいかな?」と私も含め多くのユーザーが感じたと思います。
しかし実際にGKD MINIを触るとその感覚は変わってしまいます。
2Dの重いゲームやPS1の重いゲームを動かす性能はまさにこれが第三世代の完成形と言えるのではないでしょうか。
こちら紹介してきたGKD MINIは海外のECサイトであるRetromimiさんで発売中です。
GKD MINIの販売ページ
値段は12,816 円(送料込み・金額は為替で若干前後します。)
GKD MINIの次の記事はコチラです【5】GKD MINIの徹底感想レビュー「CFWをインストールする」
これら記事は下記のお爺さんの公式Youtubeチャンネルで全て実際にプレイしている動画を挙げてますので、合わせて参考にして下さい。
まだチャンネル登録お済でない方は登録していただけますと嬉しいですし、高評価頂けますと次作品への元気になります。
ゲーム老人チャンネルhttps://www.youtube.com/channel/UC12oO7Nhb7-guQ8NNbm2_GQ