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SEGA NAOMI起動化計画 ゲーム

【19】2020年にSEGAのアーケード筐体 NAOMIを動かすまでの記録と詳細な設定方法や仕組み解説

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届いてすぐとりあえずという事でSEGA NAOMI本体にDIMMボードを取りつけ(DIMMボードはゲームロムボードを差し込むところに差し込んで使用します。ファミコンのディスクシステムに似ています)、NAOMIの機能であるテストモードで異常がないかチェックしようとしたところ何故かNAOMIが起動しません。
電源は入りぶおーんと言っているのですが画面が立ち上がりません。

おかしいなとダイナマイトベースボールに差し替えると起動する。で、またDIMMボードに差し替えると起動ないのです。
ネットで知らべると、同じ症状の人がいて、どうやらDIMMボードの中身の基盤が外れている時に起こる症状と分かります。

 

DIMMボードの中身は2枚の基盤が重なっているのですがそれ同士がファミコンのカセットの口のような物で繋がっているのですが、これが外れたり接触不良をおこすというもの。

早速ドライバーでDIMMボードをこじ開けて分かったことは、やはりゲームセンターで酷使されたせいかよく見るとDIMMボードの基盤が少し沿ってしまっていたのです。なので中の基盤の接点が少し浮いてしまっていたのです。

基盤自体も埃で真っ黒だったのでめん棒で掃除をして、沿った基盤を曲げてもどすことなど怖くてできないのでDIMMボードの側と基盤を止めるネジを少し強めに絞めて中の基盤同士の接点が外れないようにして再度SEGA NAOMIに刺したらようやく認識し、一安心しました。

 

そして改めてSEGA NAOMI本体の機能であるテストモードでDIMMボードのテストしてみました。
その画面がこれ。

バージョンは残念ながら初期状態の1.02でしたがメモリーなどの状態はGOOD表示で問題ありませんでした。

DIMMボードのバージョンはWindowsのバージョンのように上位バージョンがあり、ゲームによっては上位バージョンでないと起動しないという事があります。
バージョンアップはGD-ROMにバージョンアップディスクを入れて行うのですが、なかなか市場に出回らないのでまた見つけ次第購入したいとおもいます。
多分、私がプレイしたいスーパーメジャーリーグベースボールはGD-ROMの中でも初期の方のゲームなので1.02でも大丈夫とは思います。(いや、大丈夫であってほしいです・・・)

あ、ちなみにDIMMボードを刺したSEGA NAOMIはこんな感じです。

NAOMIの後継機NAOMI2がグレーなのでそれに合わせてDIMMボードもグレーなんですが残念ながら私の所持しているのは真っ白なNAOMIなので多少違和感はありますが、何かPCエンジンのターボグラフィックスを思い起こさせ、わくわくしますね。DIMMボードから出ているのはSCSIパラレルケーブルでGD-ROMと接続をします。
準製品はDIMMボードの方のコードが九の字になっていてこのような感じに遠回りにならずシンプルなコード回しにすることができます。ただ、出回っている純正コードがどれも汚れて真っ黒なので今回は別のパソコン用のコードを使用しました。

それでは次回に続く。
【20】2020年にSEGAのアーケード筐体 NAOMIを動かすまでの記録と詳細な設定方法や仕組み解説

 



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