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IgA腎症闘病記

【IgA腎症末期患者の闘病記:15】IgA腎症治療の為の扁桃腺摘出手術を行う【2日目(第3部)】手術後の地獄模様

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扁桃腺摘出手術後、自身の部屋にベッドで戻りましたが、異常な呼吸困難に襲われ、吸引という施術が始まります。

この吸引、何と口からホースを入れて喉の汚物を吸い出します。
ただこれ、口の中でだけではありません、喉の奥まで押し入れられます。吐く直前の嗚咽が何度も出ます・・・。
この時とにかく嫁の手を握り締めていました。
ちなみに後日手をみせてもらったら手がアザだらけになっていました。

 

ジュポジュポッ!そんな音がして何か吸い出されているのはわかるのですが、それでも息苦しさは止まりません。
何度も何度も喉の奥までチューブを入れられ部屋中に「おえーー、おえーーー」と声が響きました。
それでも苦しそうな私を見て「もっとしんどいですけど鼻もしましょうか?」と言われました。
既に口だけで地獄のこの状況に更に苦しいのか・・・怖い・・・と思いながらも、もう道は無く、うなずきました。

口に導入したものよりも細い管が鼻から入ります、もっと入ります、もっともっと入ります、やがて止まらずに口から出てきました。
これを何往復かしました・・・。
もう読んでいる人の中でもなかなかの恐怖を覚えていると思いますが、そのとおりの恐怖と地獄でした。
私は体も大きくあまり痛いとかは表に出しませんが、これは本当に唸りましたし、申し訳ありませんがあまりの苦しさにベッドを何度も蹴ってしまいました。。しかしそれくらいの苦痛でした。

 

鼻水に涙、大量の血とたん、よだれ、もうぐしゃぐしゃになりながら、ただただ「苦しい苦しい」その思いだけで、嫁さんのてをぎゅっと握っていました。
ちなみにこの時もうひとつ恐怖がありました。

麻酔が少し残っていたせいでこのような地獄の間にも、「あ・・・気を失う」という感覚が何度も来ていました。
わかりやすい感覚でいうと、本当に何日も寝ていなくて、こっくりこっくりして今すぐにでも寝れる、あのもっと数10倍も強い感覚です。
しかしこのような呼吸がままならない状況で寝てしまったら本当に死んでしまうと思い、死ぬ気で落ちないようにしました。

程なく死闘が続き、少し喉のつまりも落ち着いたところで処置は終了しました。
頭上に吸いんだ汚物が入る瓶があったのですが、なかなかの量の血とタンが溜まっており、これをみて「そらこんなん詰まってたらしんどいなー」と後で思いました。

 

そして同時にこんなおおじさんがぐしゃぐしゃになりながらもだえる姿を前に、落ち着いて1つ1つ丁寧に対してくれた看護師さん、本当にありがとうございます。
こんな尋常でない状況にも作業をしながら、動揺を隠せない嫁さんにも説明をしたり、私にも説明や声掛けをしてくれて感謝以外ありません。

これで無事手術も終わり、その後に待っていた異常事態も乗り越えたのですが、扁桃腺摘出手術の本当の闘いは実はここからなのです。
【IgA腎症末期患者の闘病記:16】IgA腎症治療の為の扁桃腺摘出手術を行う【2日目(第4部)】血と痰の地獄の1クール



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