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IgA腎症闘病記

【IgA腎症末期患者の闘病記:4】夜中に一人で立ち向かう隠れミッション

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3回の検尿を終えて嫁さんも帰宅し、一人の夜がやってきます。

 

21時に消灯ですが個室なのでベッドの頭の電気をつけてiPad見たりたまにテレビ見たりでのんびりしておりました。
先生の腕がいいのでしょうね。患部の痛みなどは一切ありません。
先ほどは地獄でしたが今はベッドを上半身を前に曲げる角度で傾ける許可も出て背中への負担も減って気持ちもかなり楽でした。

実は仰向けになってから1時間に1回というハイペースで血圧と体温を計っておりましたが、これは21時以降も継続。
実際少しだけ熱も出ていました。37度程度の微熱です。やっぱり体に穴をあけたんですもの、多少体もびっくりしますよね。

 

看護師さんは日替わりで朝勤夜勤でも変わります。この一大事の夜の担当の方はかなりベテランさんらしい若い女性の看護師さんで、本当に親身になって看病してくれました。

来るたびに「だいじょうぶですか~?しんんどくないですか~~?」と声をかけてくれて、いっつも出ていくときには力強く「とにかく遠慮は絶対にしないでください!!何かあったら何でも絶対に言ってください!!!」と念をおしてくれました。
初めての入院、初めてのメス(メスではないけど・・)、とっても不安MAXな初めての夜にこの看護師さんで本当に良かったです。

やはり手術を受けたというショック?というか悪いほうの興奮でなかなか寝れませんでした。そこで困ったことが起きました。

 

「あ・・・・・・おしっこしたい・・・・・」

来ました・・・
来てはいけない感覚がとうとう来てしまいました・・・・。

今、もようすことは、イコール、この看護師さんに採尿をしてもらうという事になります。
そんなこと、このおじいさんには恥ずかしすぎます。絶対に無理のりーむーです。

 

何とか意識をそらしそらし、3時間近く粘りましたが、もうタンクもマックスでこのままでは失神してしまうレベルまで来ました。
もうここで強硬策しかないと判断します。

「トイレに行こう・・・」

 

しかし、こんな事も頭をよぎります。
看護師さんが血圧を測っているときの世間話で「腎生検は一見自分自身も元気にみえるのですぐ動いてしまう人もいるんですよね。でもすっごく危険で私の経験している一人で、腎生検後に一人で勝手に歩こうとして立った瞬間に気を失った人がいましたよ」という話。

今、夜中に一人で隠れておしっこに行こうとして、もし私、立った瞬間に失神したら、確実に同時に失禁もして、看護師さんが私が倒れているのを発見するとき、私はおしっこまみれになっている・・・・・・。

で、、、どうする、、、、俺!!!

 

ここで出てくるのはスポ根人間の悪いところ。俺は今日まで鍛えてきたから大丈夫1という意味の分からに方程式ですが、もうおしっこも限界という事で強硬策に出ました。

腰に捻動運動がかからないように直角に動きベッドの端っこに座りました。
トイレは目の前、しかしそれがとても遠く、怖い。

 

ベッドの鉄柵に手をかけ、ゆっくりとゆっくりと腰を持ち上げ、直立。
確かになーーーんかふらつきます。
これは局部麻酔のせいやら、腎臓が傷ついているというショック状況と、ここまで10時間近く寝たきりであったといことでの体のバランス感覚の欠如や、血の巡りやら、もう総ざらいで、まとめると、

確かに油断してたら失神するな・・・・。です。

意識を強く持ち、一歩一歩ゆっくりと、そして常にどかで体を支えながらトイレに到達し無事おしっこをしてベッドに戻れました。
落ち着いたのか、その後すっと寝て、とうとう次の日の朝を迎えます。

 

そして、とうとうその日を迎えます・・・・。
【IgA腎症末期患者の闘病記:5】看護師さんという絶対的でポジションに癒される



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