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死にゆく妻との旅路の感想レビュー

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「死にゆく妻との旅路」という映画を見ましたのでレビュー。

何か邦画をのんびり寝る前に見たいなと思い、amazonプライムビデオをiPadでごそごそしていたら、何かよさそうなので、という軽い気持ちから視聴開始しました。
驚くことに映画が始まってすぐに、映画のメインの話である「借金4000万円を背負った主人公は一台のバンと余命残り少ない11歳年下の嫁と旅に出る」という説明が出ます。
更には実話と言うことで、ぐっとここで見る側の腹がきまります。

 

その後、借金返済の為に仕事探してひたすら車で日本中を駆け回ると言うお話です。
映画は二時間とかなりの長編映画ですが、冒頭の説明が全てで、ひたすら車で移動を続ける夫婦の姿が描かれます。

一見こういう感じになると、余命を絡めた悲しい展開を予想されますが、この映画はそこに焦点を置いていません。
現実な観点はのぞくとして、子育てを終えた夫婦が今一度愛し合った者同士であるという事に皆さん気づきませんか?という所が僕は響いてきました。
昨今熟年離婚が多く、そうでなくても何かお互いをリスペクトしないのが当たり前と言う風潮ですが、もともと若い頃にお互い惹かれあった間柄で、子育てを終え、今一度お互いを恋人とし若かりし頃の続きの道を皆さんは歩んでください。そしてそれをお互いが健康で出来ることはとても素晴らしく、それは当たり前なことではなく、とても特別なことなのですよ、と問いかけてきます。

意外とありそうで、こおういう映画はありませんでした。

三浦友和と石田ゆり子というとてもつもない演技派タッグで、本当にそれはどこにでもいるような夫婦に見えてきます。
そしてなんでもないようなシーンの連続がとても繊細に描かれており綿密なカメラワーク、心理描写を表現しています。言葉で多くは語らず表情や仕草、前後の流れで表現するような技術は美しいです。

 

終始涙が止まりませんのでお気をつけてください。
若いカップルで見るもよし、特に50代以降のご夫婦の方に観てもらえるといいと思います。



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