
久しぶりにBanggood様からご提供でミニPCをお送りしてもらいました。少し前から気になっていたIntel Alder Lake-N N95というなかなかパワーを持っているCPU搭載と言う事で楽しです。それでは本日も忖度なしにレビューしていきます。
到着したNVISEN AU01がこちらです。

毎度の武骨な箱ですね。外がボロボロなのは中華ミニPCあるあるですね。
開封します。

こんな分厚い固めの緩衝材でかっちりとロックされているので空輸であっても安心できそうですね。

本体下には小箱がしっかりと入っています。

出すとこんな感じ。

NVISEN AU01の付属品です。

・モニターに取り付けるブラケット
・HDMIケーブル
・電源アダプター
・マニュアル
電源アダプターは中国のコンセント形式なので日本のコンセント方式に変換するアダプターが別途必要です。以下のもので使用確認済みです。

マニュアルは全て中国語でしたが。パソコンですのでそこまで気にすることではないと思います。

NVISEN AU01本体がこちら。

予算を抑える単に徹底的にコストカットしたデザインは嫌いではないです。外装は全てプラスチック製です。
NVISEN AU01の全体を見ていきましょう。
前面

USB3.0ポートが二基、電源ボタンがあります。
左右面

同じようにスリッドが開けられています。
背面

ファン穴、電源ポート、3.5mmヘッドホンジャック、HDMIポート二基、LANポート、USB3.0二基。
底面

壁に引っ掛けるための穴や、ブランケット用のネジ穴、開封するためのネジ穴があります。
早速ですので一度開封してみましょう。角の4つの+ネジを取り外します。

意外とちゃんとロック爪があるので、ブランケット穴に千枚通しなどをひっかけて開けましょう。開封するとこんな感じ。

かなり綺麗に整理された基板になっていますね。メモリはシングルチャンネルなのは残念。

SSDは2240タイプのSATAでした。

NVISEN AU01のスペックを見ていきましょう。

OS:Windows11 pro 64bit
CPU:Intel Alder Lake-N N95 4コア4スレッド 1.7Hz-3.4GHz
GPU:Intel Core UHD Graphics 1.20 GHz
Memory:8GB DDR4 2666MHz MAX32GB
Storage:256GB M.2 SSD 2240 SATA MAX1TB
Bluetooth:4.2
Wi-Fi:802.11 ac/a/b/g/n
電源を入れてみます。

よくあるインストール画面からではなく、既にWindows11がインストールされた状態ですのですぐに使用する事が出来ます(ローカルアカウントログイン)
英語版になっていますが

日本語に変更可能です。

ドライブはあえてCとDに分けられています。嫌な人はDは空っぽなのでフリーソフトなどを使用してCに移行しておきましょう。

アップデートも全て終わりかなり落ち着いた状態でもCPUは50%、メモリは38%しようというデフォルト状態です。メモリはやはりWin11では厳しいですね。16GBに換装は必須条件に感じます。

ベンチマークテストをしていきます。似た性能の商品との比較もどうぞ。
【FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION】

【暁月のフィナーレ ベンチマーク – ファイナルファンタジーXIV】

【3D MARK FIRE STRIKE】

【3D MARK TIME SPY】

【Crystal DiskMark】

残念ながらドラゴンクエストXのベンチマークテストは何故か起動しませんでした。
多くの方が気になる各種エミュレーターのテスト結果を見ていきましょう。
ファミコン

問題なくサクサク起動します。
ゲームボーイ

問題なくサクサク起動します。
ゲームボーイアドバンス

問題なくサクサク起動します。
スーパーファミコン

問題なくサクサク起動します。
PCエンジン

問題なくサクサク起動します。
PCエンジン スーパーCDrom²

問題なくサクサク起動します。
メガドライブ

問題なくサクサク起動します。
メガドライブ メガCD

問題なくサクサク起動します。
メガドライブ スーパー32X

問題なくサクサク起動します。
MSX

問題なくサクサク起動します。
ワンダースワン

問題なくサクサク起動します。
3DO

問題なくサクサク起動します。
ニンテンドーDS

問題なくサクサク起動します。
ニンテンドー64

問題なくサクサク起動します。
プレイステーション

プレステの最新エミュレーターであるDuckStationで6倍解像度でワースタ5がサクサク動きました。トバル2などの重いゲームの場合は1.2段階設定を下げる必要があるかもしれません。
ドリームキャスト

インテルチップなのでAMDで起こっているReDream問題がなくサクサク起動します。
アーケード

問題なくサクサク起動します。
Atomiswave

メタルスラッグ6の最重ポイントである戦車列車シーンも問題なくサクサク起動します。
SEGA NAOMI

問題なくサクサク起動します。
SEGA NAOMI2

こちらもインテルチップでは問題なく綺麗に表示されます。
PSP

極魔界村はレンダリング解像度x4、アップスケールレベルx5でサクサク起動でした。
SEGA MODEL2

問題なくサクサク起動します。
SEGA MODEL3

問題なくサクサク起動します。
セガサターン

互換性がほぼ完ぺきなSSFで問題なくサクサク起動します。
Wii

この設定で基本多くのゲームは動きます。レンダリング解像度:x2
ゲームキューブ

レンダリング解像度:x2でゲームキューブ最重であるF-ZERO GXをプレイしましたが、かなり厳しい結果となりました。この結果から見て1倍でも厳しそうです。軽い風のタクトなどは行けるかもですが、動いてラッキー程度に考えると良いと思います。
プレイステーション2

2倍解像度で軽めのバーチャファイター4エボリューションがサクサク動きました。重いゲームなどは1倍で遊ぶことになると思います。
WiiU

問題なくサクサク起動します。
プレイステーション3

720 x 480、91%、13 x 13でリッジレーサーが少しカクツキレベルで遊べましたが、バーチャファイター5やパワースマッシュはガックがくで遊べるレベルではありませんでした。PS3は厳しいですね。

PCゲームもいくつか試しましたがAAAゲームは当然プレイ不可です。このギルティギアストライブでさえもガックがくです。

Pacerは全ミドル設定でギリギリ。

ウルトラストリートファイター4も中設定で遊べますが、画面切り替え時にカクつきます。

パンツァ―ドラクーンは全高設定で多少カクツキです。

ドラクエXは全最低設定で少しカクツキながら遊べる感じです。

R-TYPE FINAL3はミドル設定でカクツキ多めという感じです。

NVISEN AU01は海外大手ECサイトのBanggoodさんで発売中で、クーポンコード付きで¥30,756(1ドル139円換算)で発売中です。今回多くのテストをして正直3万円台はコスパが悪いかなと感じました。実は日本アマゾンで同じ性能で18000円で販売されているミニPCもあるんですよね、その金額だとコスパは良いのかなと感じました。厳しい意見かもしれませんが、今日まで多くBanggoodさんの商品を紹介してきて、多くの商品が日本の価格よりも安かったので購入する価値があったと言えますが、到着が遅く高いとなればユーザーとしては興味が薄れるのも事実です。

本体だけの性能で見ればIntel AlderLake N95の性能はそこそこ良いものだと思いますが、シングルチャンネルで8GBというのはさすがにWin11では無理でしょうね。自分で16GBに換装し(シングルなのでそこまでの期待はできませんが)、ドライバーをバクアップの元Win10を入れて使用する方が無難だと思います。でもそうなれば更に価格は上がってしまうので、やはりこの価格ではちょっと難しい感じでしょうね。
NVISEN AU01の商品リンクはコチラ NVISEN AU01の販売ページ
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クーポンコード:BGJP7213(6/30迄)
これら記事は下記のお爺さんの公式Youtubeチャンネルで全て実際にプレイしている動画を挙げてますので、合わせて参考にして下さい。
まだチャンネル登録お済でない方は登録していただけますと嬉しいですし、高評価頂けますと次作品への元気になります。
ゲーム老人チャンネルhttps://www.youtube.com/channel/UC12oO7Nhb7-guQ8NNbm2_GQ