以前御紹介して好評だったGTRシリーズが返ってきました。高性能なオーバークロックモデルのRYZEN9 5900HXを搭載してさらにパワーアップしました。今回はBanggoodさんの提供でお送りいたします。
到着したBeelink GTR5がこちらです。ミニPCにしてはかなり分厚い外箱で、結構高重いです。
開封します。このように横にスライドして開封します。
GTRというロゴが印象的なマニュアルの登場です。外箱のデザインもそうでしたがかなりゲーミングPCという雰囲気に大きくシフトチェンジした感じがしますね。
マニュアルにはちゃんと日本語もあります。
ポートの説明やメモリやSSDの換装方法も記載されています。
マニュアルをどけるとロゴ入りクッションです。
そちらをどけるとついにBeelink GTR5本体がお目見えですがはやる気持ちを抑えてまずは底箱チェックと行きましょう。
丁寧に下にもクッションがりますのでそれをどけると底箱が見えてきます。
底箱に入っている付属品はこんな感じ。
HDMIケーブルはブラケット使用時用の短いものと普通の長さのもの2点が入っている気の配りようです。
ブラケット取付金具とねじ。
これは内部の2.5inchベイにHDDを取り付けるときに使用するねじと思われます。
電源アダプターのコンセントは中国のものになっています
ですのでこのような変換コネクタを購入して装着してください。
私が実際に購入して仕様確認が出来ている変換コネクタはコチラです。たった533円です。
ではBeelink GTR5本体を見ていきましょう。丁寧にセロファンのような物で包まれています。
ちなみにこのシールは「電源コネクタを付けた途端電源スイッチを押さなくて一回目だけは自動で動き出す。ファンが高回転しますね」的なことが書かれていますので驚かないようにしてください。多分ですがbios設定で初期不良がないかを調べるようになっているんだと思います。
セロファンを取るとこんな感じです。
格好いいー!!!!!これは個人的に今まで見てきた中で一番デザインの良いゲーミングミニPCです。これはやばいです。全面メタル素材で放熱にも気が配られています。
このロゴ部分などは車のエンブレムのようで痺れます。デザイナーさんかなりセンスがいいです。
Beelink GTR5の全体を見ていきましょう。
上面
網上の所が実際に全てメッシュになっていてここが全面吸気になっています。
公式によるとこの下側にデュアルファンが取り付けられているようで相変わらずクーリングについてはかなり考えられています。
右下部分は指紋認証です。
この文字の部分は電源を入れると光るギミックになっておりかなりクールです。
正面
左から、電源スイッチ、CMOSクリアボタン、USB3.0、USB-C、3.5mmヘッドホンジャックと非常に潤沢なポートがそろっています。左右両端には収音マイク穴が開けられています。
左右側面
メッシュスリッドになっておりちょっとでも放熱できるようになっています。
背面
大きな排気口が上部に6つあり、左からDCポート、LAN、HDMI、Displayport、USB3.0 x2、USB2.0 x2とミニPCとは思えないほどのポートがぎっしりと詰め込まれています。これだけあれば十分ですよね。
裏面
左右に厚手のゴム足がついています。
せっかくなので分解してみましょう。この4点のプラスねじを外すだけです。
ねじを外した後はこの取っ手の部分を引っ張って裏蓋を開くのですが注意が必要です。
取っ手を引っ張り少しだけ裏蓋が浮いたら必ず右側から旋回するように開いてください。
その理由がこれ。裏蓋に2.5inchHDDを取りつけれるようになっているのですが、本体側から薄いフレキシブルケーブルが裏蓋に繋がっているのです。ですので取っ手のまま引っ張るとこの部分を痛めてしまうので注意してください。これは残念ながら設計ミスとしか言いようがありません。このような仕様になってるのでしたら取っては右手側面につけるべきでした。
開くとこんな感じです。銀のアルミの板は裏蓋部分に取り付ける2.5inchベイの蓋です。ねじで止めていないのでこちらに倒れこんでしまうのです。ねじで止める工程を抜いて予算を少しでもカットしたんだと思います。この蓋が偶然かあえてかわかりませんが、綺麗にその下にあるM.2 SSDの放熱シリコンゲルに密着して乗っかっているのです。つまりSSDの熱をこのアルミ板が吸い取り、放熱できる仕組みになっていました。
グラグラとしながらも引っ付いているので手でひぱってとるとこんなアルミ板でした。シリコンゲルの跡がついているので密着していたのがわかると思います。
アルミ板を外したBeelink GTR5の内部はこんな感じです。基盤を裏面にしてダメージを減らす工夫はさすがです。メモリはデュアルチャンネルですね。
M.2 SSDの放熱ゲルの厚みがわかるでしょうか。この厚みで上部のアルミ板とぴったりするというのはやはり意図的かもしれませんね。
M.2 SSDはなんとサブポートもあり非常に拡張性が高いです。ただしサブポートのほうはSATAでの接続となります。
こちらが裏蓋部分の2.5incベイですね。ここに2.5inc HDDを取り付けれます。
それではBeelink GTR5のスペックを見ていきましょう。
OS:Windows11 Pro
CPU:AMD RYZEN9 5900HX 8コア16スレッド 3.3-4.6GHz TDP35-45W+
GPU:Radeon Vega8 8コア 2100MHz
メモリ:32GB 3200MHz (max64GB)
ストレージ:500GB M.2 SSD NVMe (max2TB)
LAN:2.5G RJ45 2500Mサポート
Bluetooth:5.0
Wi-Fi:6(802.11ax)
Beelink GTR5を起動させようとDCケーブルを挿した途端電源ボタンを押していないのに電源がいきなり入りファンが結構な勢いで数秒回りだしました。これが本体にシールで貼ってあった注意書きの事ですね。ちょっと驚きますので安心してください。上記しましたが多分初期不良のチェックをこれで行うのだと思います。返品対応の一つの対策かなと思います。
ほどなくして画面がついたらWindows11の初期設定ですので各種設定をしていってください。
その後、初期設定Windowsアップデータなどをすべて終わらせて改めて起動時間を測りその結果が25.16秒でした。ミニPCにしてはかなり早いほうです。
こちらがBeelink GTR5のプロパティです。記載通りですね。
この高性能なマシンで4K動画を見たりブラウザチェックをしても唇寒しですので早速ベンチマークテストを行い似た品質の製品と比べてみましょう。
【暁月のフィナーレ ベンチマーク – ファイナルファンタジーXIV】
何故かRYZEN9 5900HXよりも低スペックな機器に軒並み負ける結果となりました。
【FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION】
ノートCPUではどれも基本低い数値ですので誤差の範囲もありますが、その中でも優秀な結果が出ています。GPD WIN3のIrisはベンチの数値だけはいいですが実際ゲームにその性能が落とし込まれないのであまり参考にしないでください。
【ドラゴンクエストX】
こちらは爆発的な数値が出ました。
【3D MARK FIRE STRIKE】
参考値が高いファイヤーストライクですが非常に分かり易い結果が出ました。特に驚きなのがCPU性能の異常な高さです。エミュレーターはCPU依存がほとんどですのでこれは期待が持てますね。
【3D MARK TIME SPY】
Beelink GTR5にはWindows11が入っていますのでDirectX12には強いのでもう少し差が開くかと思われましたがそこまでファイヤーストライクと差が出ませんでした。しかしそれでもやはりCPU性能は2倍近い数値が出てその高い性能を見せています。
【CrystalDiskMark】
CrystalDiskMarkは何回も回さないと平均値が出ないのですがそれでもちょっとREADが弱いかなと感じました。ゲームではREADが肝ですので誤差であってほしいです。
ということでBeelink GTR5のファーストインプレッションはこんな感じです。いかがっだたでしょうか?
個人的にはデザインに惹かれベンチマークでもCPUの壮絶な性能を見れて驚きました。次回は皆さんが一番気になるゲームのテスト結果をお伝えしますね。
こちらの素敵なデザインと高性能なCPUを装備したミニPC、Beelink GTR5は海外のECサイトBanggodさんで発売中です。今回は期間限定のすごいクーポンをいただきましたので是非とも利用してお得に購入してください。(もしも購入時にクーポンが切れていたらコメントよりご連絡ください。再度発行していただきます)
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