ここまで2回にわたり紹介をしてきましたANBERNIC WIN600 Blueですが、本日は全ての情報を踏襲し総括したいと思います。今回もANBERNIC社様の提供でお送りいたします。いつもありがとうございます。
ちなみに前回のANBERNIC WIN600 Blueの記事はこちらです→【6】ANBERNIC WIN600 Blue 実機徹底感想レビュー「エミュレーターとPCゲームのテスト結果」
外観
やはりANBERNIC WIN600 Blueを語るうえで外せないのがこの外観です。
ベゼル(液晶の周りの部分)まで青色に統一したおかげで青感がすごいです!今のところはこのSSD1TB メモリ16GB 3200MHzバージョンしかこのカラーはないので非常にプレミアム感が強い商品となっています。そしてほかの多くのゲーミングUMPCを見てもここまでどぎついブルーは他になく、今後も現れる気がしないのでこれは非常にオンリーワンなカラーになると思います。
特に背面のゆがみの部分の陰影は美しいです。
ボタン関係や操作感
個体差の範囲かもしれませんがメインの4つボタンと十字キーは3050eと比べても少し軽い感じがしました。しかし戻りは良いので安っぽい感じはありません。
実際に格闘ゲームで操作しましたが十字キーでもほぼ100%超必殺技が出るなどかなり出来の良いボタン類ですので安心してください。
昨今の高価なゲーミングUMPCはLR2がパドル式になっていますがANBERNIC WIN600 Blueはデジタル入力ですのでそこは注意ししてください。ただし値段が安いのでそこまで求められませんよね。
液晶
Anbernic社お得意のOCA IPSスクリーンですので非常に美しいです。タッチパネルも良好で早々いらだつことはありません。写真や動画では青く映っていますが正式にはちゃんときれいな発色がされるのでご安心ください。
性能やアップグレードの差異
多くの方が気になるのはこの部分と思います。残念ながらベンチマークテストではほぼ横ばいの結果が出ました。
しかしやはり実際にゲームをするとメモリの違いはかなり大きな違いとして現れました。DuckStationでは解像度の度合いが1~2上がりましたし、PSPも同じく多少ですがいい設定で動くようになり、PS3で全くダメだったゲームの動きが改善れました。
更にメモリの周波数の上昇に敏感なPCゲームでは更なる違いが出ました。多くのゲームで前回のAnbernic Win600 3050eよりも上の設定での起動を確認できました。
わかりやすいところでは前回では30秒ほどで重くなったストリートファイターVがANBERNIC WIN600 Blueでは軽快に動くようになりました。最低設定でもAAA作品が動くのはすごい事です。
結果的にこの設定は大きな違うを生んでくれました。
総括
ANBERNIC WIN600という商品を日本で唯一といっていいほどべた褒めした私ですがそのポイントとして挙げたのは価格です。上位の3050eが51599円ということで他の多くのゲーミングUMPCの高価路線とは一線を介し、低性能で安いゲーミングUMPCで発表しました。性能はまさに絶妙なラインであの高価なゲーミングUMPCをほかの企業の半分以下で買えるという戦略で、今までゲーミングUMPCに興味はあるけど買えなかったという人たちに大変好評でした。実際凄い数が売れています。
そして今回のアップグレードバージョンの価格は送料を含めると約700,00円です。これはAYNのLokiであればRyzen6600Uを搭載したものが買えます。AYA NEOでもクラファンであればRyzen 5560UのUMPCが購入できます。ですので私は前回の3050eの価格設定を褒めちぎったのです。やはり70000円台に入ってしまうとここらあたりと価格が接触し始めてしまうのです。
ただしAYANEOであれば日本代理店であるハイビームはAYA NEOの512GBバージョン、クラファンでは86176円の商品を124000円で販売しています。そうなるとANBERNIC WIN600 BLUEの存在感はまだあるといえます。Lokiのほうは海外の直販店でしか買えないのでそのままの安い金額でしょうが、現状はまだアンドロイドのOdinの発送も終えていない状況ですので、価格というよりも商品が現状あるのかないのかという観点から見ればまだ対比できないのでそれもまたANBERNIC WIN600 BLUEのほうに軍配があるといえるでしょう。
ですので、そういった観点から見るとANBERNIC WIN600 BLUEはこれまた非常に良い商品といえます。ただし前回の3050eと違って価格がほぼ70000円ということでまだ未発売や日本販売価格の高価さとの比較をされてくるという点は多少は頭に置いておかなければなりません。
では次にANBERNIC WIN600 BLUE単品で考えていきましょう。
多くの人が気になるのはANBERNIC WIN600の3020e 3050e BLUE、いったいどれを買えば幸せになれるのか?という点だと思います。
お手軽にゲーミングUMPCを楽しみたいという人には3020eで十分と思います。価格が安いので性能もそれなりですがライトユーザーを満足させるだけの性能は検証の結果ありました。
では3050eとBLUEの比較ですが、まずはオンリーワンな色見もANBERNIC WIN600 BLUEの大きなメリットでしょう。次に1TBという大容量です。3050eで動くPCゲームは大体5GB-40GB程度ですのでPCゲームもこれでもかとインストールできますし、エミュのゲームもBLUEで動く規模のハードであれば相当数まで入れれます。
実際私もエミュのゲームとPCゲームをたらふく入れましたがそれでも600GBが限界でした。
3050eも分解すれば2TB差し替え可能ですがシールをはがすと保証範囲が狭まりますので事前に最高のメモリ16GB 3200MHzと1TBのSSDが搭載されていることは非常に大きなメリットであると思います。当然3050eの部品とBLEの増量したパーツ部分の金額差で言えばBLUEは少しだけ盛っていることは確かですがそこは上記した企業側のほかのメリット部分での上乗せと考えると妥当かなとも理解はできます。
ですので3050eとBlueという商品はこのようにいがいときっちりと差別化はできていると感じました。ご興味ある方は購入してみてはいかがでしょうか。
ご紹介してきましたANBERNIC WIN600 BLUEは現在ANBERNICの日本公式ショップで発売中です。このブルーはマックス装備の限定カラーになっていますのでこの色が欲しい方はブルー一択になります。
ANBERNIC WIN600 BLUEバージョン
¥66,599
こちらに送料2,400円が必要ですのでご注意ください。
ANBERNIC WIN600の商品リンクはコチラ ANBERNIC WIN600の販売ページ
これら記事は下記のお爺さんの公式Youtubeチャンネルで全て実際にプレイしている動画を挙げてますので、合わせて参考にして下さい。
まだチャンネル登録お済でない方は登録していただけますと嬉しいですし、高評価頂けますと次作品への元気になります。
ゲーム老人チャンネルhttps://www.youtube.com/channel/UC12oO7Nhb7-guQ8NNbm2_GQ