ここまで二回に渡りご紹介してきましたTRIGKEY Speed S3ですが、本日は今までの情報に重要な追加情報を付け加えて総括しようと思います。。TRIGKEY Speed S3は海外の大手ECサイトBanggoodさんの提供でお送りいたします。
前回のゲームのテスト結果の記事はコチラ→【2】TRIGKEY Speed S3 実機徹底感想レビュー「RYZEN 7 3750H ゲームテスト」
【外観】
前回紹介したLarkBoxXとは違い硬派なインディゴブルーカラーで机をシックに見立てたい人には持って来いのデザインです。
LarkboxXと比べても小型でコンパクトさが際立ちます。掌にもちょこんと乗ります。
曲面の処理も丁寧でバリ等は見受けられませんでした。
ポート関係も豊富で困る事はないでしょう。
電源コンセントは中国仕様ですので変換コネクタが必要です。
【内部】
最近の中国製のミニPCらしく内部の構造は非常に美しいです。
LarkboxXとの大きな違いは2.5インチHDDをSSDとは別途に増設できる点です。高速転送がいらないものは大容量HDDに収めれば非常に効率よくデータ収納が可能です。
LarkboxXと同じスペックですがメモリーは1枚8GBでした。これについては後述します。
【スペック(性能)】
LarkboxXとほぼ同じスペックで検証結果は同じと思えましたがふたを開ければ惨憺たる結果はたるものでした。
調べたところによるとその答えはやはりメモリーでした。前述したようにTRIGKEY Speed S3は8GBといっても1枚挿しの8GBシングルチャンネルでの使用になります。しかし同じスペックのLarkboxXは4GBx2の8GBのデュアルチャンネル仕様。そのテスト結果は歴然とした違いが出ました。結果をご覧ください。
どうもRyzenシリーズは特にシングルとデュアルチャンネルの違いの影響がもろに出るようでした。
そしてそうなると「じゃあLarkboxXの二枚をTRIGKEY Speed S3に挿して検査してよ!」と言うお声が上がると思いますので、テストをしました。その結果がこちら。
はい。綺麗にLarkboxXとほぼ同じ性能が出ました。少しTRIGKEY Speed S3のほうが数値が低いのは25Wでテストしたからです。LarkboxXは35Wでテストしたのでその違いです。
【ゲームのテスト結果】
ベンチマークテストの結果同様、全体的にLarkboxXよりも少し設定を落とす必要があります。
しかしこれも上記したようにメモリーをデュアルチャンネルにすればそんな必要もありません。
【その他】
長い期間テストプレーをしたり負荷をかけてベンチマークテストなどしましたが、少し気になったのは排熱です。LarkboxXと比べて大きさが小さい、そして増設できるHDD分で内部構造が圧迫されている分、排気の熱が明らかにLarkboxXより熱いのです。そして頻繁にファンがフルマックスにブンブン回ります。
LarkboxXは本体上部に大きな吸気穴があり多くの風を取り入れて背面から押し流すのでファンからの風もほとんど熱くありません。この辺りはデザイン性と性能を重視した結果デメリットとなってしまったと思われます。個人的にはHDDは逆面に格納し、上面には吸気穴を開ければ排熱もスムーズになったと思われます。
【総括】
やはり大きな点としていえるのがデフォルトメモリー問題です。TRIGKEY Speed S3をデフォルトのスペックで最適に使おうと思ったら付属している8GBメモリーを売って、4GBメモリーを二枚買わないといけません。そうなればほぼペイ出来ます。しかしそれはかなり面倒な事になりますのでその事は分かっておかないといけません。
デザインは非常に秀逸かつ増設環境もLarkboxXに勝っていますが、それは同時に排熱環境を悪化させている原因にもなっていますのでここは一長一短と言う感じでしょうか。
ではTRIGKEY Speed S3はLrkboxXに劣っているの?と言えば全くそうではありません。金額も3000円近く安いので上記したようにメモリーを買い替えて取り付ければお得です。さらにHDD増設も出来ますので多くのデータのやり取りをする人にはTRIGKEY Speed S3の方がお勧めです。排熱関係も私は負荷のかかるテストの結果での話ですので、Office関係やネットブラウザや多少のゲームプレイ使いであれば排熱問題も特に問題はありません。熱い空気が出ていることは悪い事ではないのです。
これらを踏まえ、同じスペックのLarkboxXと比べてそれぞれに良い部分があり、自分が何をしたいかやデザインの好みなどで買い分けをすればいいともいます。メモリー問題の解決でようやくこう言える結果が出ました。良かったら参考にして下さい。
いかがだったでしょうか。見てきていただきましたのはTRIGKEY Speed S3です。
TRIGKEY Speed S3は海外のECサイトBanggoodで発売中でクーポンコードを発行していただきました。クーポンコードを利用すると45,789円です。(1ドル134円と仮定)
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今回は特別にTRIGKEYシリーズ全てのクーポンを頂きましたので欲しい方はご利用ください。
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これら記事は下記のお爺さんの公式Youtubeチャンネルで全て実際にプレイしている動画を挙げてますので、合わせて参考にして下さい。
まだチャンネル登録お済でない方は登録していただけますと嬉しいですし、高評価頂けますと次作品への元気になります。
ゲーム老人チャンネルhttps://www.youtube.com/channel/UC12oO7Nhb7-guQ8NNbm2_GQ