以前からずーーーっと気になっていたGoProですが、流石に高額すぎて手が出なかったのですがいつも動画の撮影でイライラしている私を見かねてプレゼントしてくれましたのでGoPro HERO8 Blackを実機徹底感想レビューをしていこうと思います。
まず外箱がこれ。
家電製品店で見ていたけど買えなかったあのGoPro HERO8 Blackが目の前に!感動です。
開封はまさかの下側面のぺりぺりをして言っての開封です。
内部から白い箱を取り出します。
こんな箱が出てきました。
開封すると冊子類が重なって入っていました。
内訳はこんな感じ
分厚いものが説明書かなと思いきやただの成分表が多か国語で書かれているだけ
つまりマニュアル的な物はこのペラ紙一枚だけというまさかの不親切仕様です。(ネットにPDFで説明書あり→コチラ)
時代ですかね、ネットで調べろ、と言う感じです。しかし今やGoProも大企業です。こういった所はちゃんとするべきかなと感じます。
では箱を開けてみましょう。
付属品がぎっしり入っています。
「えっ!」と思ってもう一度外箱をよく見るとアクセサリー何とか記載があるので良いヤツを買ってくれたみたい。
付属品はこんな感じ。
メルメットベルト付きマウント
メット用のマウント
三脚兼自撮り棒
USB-Cケーブル
32GB MicroSDカードとSD変換カード
純正バッテリー二個
三脚兼自撮り棒はこんな感じに3段階で伸縮します。
伸縮は圧縮形式で引っ張ればずおーーんと伸びる感じ。回転させてロックするタイプとは違います。
そして足元を開けば三脚になる出来るやつです。
メルメットベルト付きマウントはまさに探検などで使用するような感じのベルトになっています。
残念ながらすべり止めが内側に塗られているので素肌でかぶるのはやめた方が良いです。
メット用マウントは非常にアナログな3Mの頑強なシールで固定するようです。
マウントの土台が球型になっておりメットに吸着するようになっています。
MicroSDカードはクラス3の良いヤツです・・
。。。が付属していないと思い別途128GBの物を自分で買っていました。。orz
まあでも長時間撮影もあると思うので128GBの方を使おうと思います。
遂にGoPro HERO8 Blackの本体を取りだそうしますが、これが引っこ抜けない・・
シールでガチガチに止めてあるので仕方なしに紙を破いて取りだします。
ん-ーー、家電の外箱とかって綺麗においておきたい派なのでちょっとこの仕様は残念・・・どうにかならんかったのでしょうかね。
しかしGoPro HERO8 Blackが入っているプラスチックの箱を取りだせました。
では本体を取りだしましょう。
何やらマウンタに乗せてあるので簡易マニュアルを見てネジを外しました。
取りだし成功。
それにしても面白いですね。GoPro HERO8 Black本体の下部がマウンタの取り付け口に変身できるようになっているのですね。
折りたためばGoPro HERO8 Blackの本体に納まります。
板に張り付いているマウンタも取り外しましょう。
ラバー部分を持ち上げ
この部分を指でつまめば
スッと抜けて取り外せます。
GoPro HERO8 Black本体をじっくりと見ていきましょう。
正面
大きなレンズと下にマイクのような穴が見られます。レンズ横のモニタには撮影モードの情報が出ます。ちなみにGoPro HERO8 Blackはレンズ交換が出来ないので(何故か8だけ出来ない・・)、保護シールは必須です。
右側面
モードと記載されたボタンがあります。これは電源ボタンで長押しで電源ON。長押しで電源OFFになります。電源ON中に軽く押せば、カメラ、ビデオタイムラプスと撮影モードを切り替えれます。
裏面
液晶部分があります。はじめは保護シールが貼られています。
取ってみると非常に大きな液晶になっていることがわかります。
左側面
電池ボックスの挿入口となります。
角を下に力を入れて押すとロックが外れます
その後このように開ける事が出来ます。
電池はこの方向で差し込みます。内部は多分磁力が働いており、取りだすときは少し力がいります。
ここにMicroSDカードスロットがあります
印字部分をこちらに向けて入れます。カチッというまで押し込みましょう。
USB-Cポートがあるのでココで充電をします。
充電中はこんな感じ
ちなみにGoPro HERO8 BlackにはUSB-Cケーブルしかないので自分でコンセントになっているUSB口を購入しなければなりません。
接続するとこのように前面と後面に赤いランプがつきます。
ちなみにUSB-C特有の高速充電コネクタを使用しましたが充電出来ませんでした。つまりGoPro HERO8 Blackは普通充電にしか対応していません。なのでフル充電に2時間ちょっとかかります。
購入して付属している充電電池は空っぽですので購入後にすぐに充電しないと使用できるのはかなり先になります。
2個付属していても充電できるのは一個ずつなので早くまとめて充電したい人はこのような物を買う事をお勧めします。
充電ランプは充電が終了すると普通は消えるのですがたまに消えない時があります。その時は2時間以上経っていれば充電を完了させてください。しかしその時は内部エラーが起こっている可能性が高いので一度充電電池をGoPro HERO8 Blackから抜いて5秒以上過ぎてから戻しておいてください。
充電ランプが消えない→USB-Cケーブルを外してもランプが何故か消えない時も同様です。
どうもGoPro HERO8 Blackにはバッテリープログラム関連にバグがあると思われます。
上側面
録画ボタンがあります
下側面
先ほど紹介したマウントがあります。これ壊れたらどうしよと思いましたが取り換えパーツが普通にアマゾンで売られていました。
身体検査をします。
横:6.5cm
縦:4.5cm
厚:2.8cm
重:102g
まさに手のひらサイズです。
電源を入れていきます。
ここを少し長押しするとピロリン!という効果音と共に電源が入ります。
ロゴマークの後には言語設定をします。
日本語にしましょう。
同意事項や地域情報設定の後にスマホとのペアリングを求められます。
私はiPhone使用者なので今回はiPhoneでの使用法を記載していきます。
まずはAPPSTOREでGoPro Quickと言うアプリをダウンロードしてください。
GoProを持っているをタップ
GoProをペアリングをタップ
GoProをペアリングをタップ
カメラのペアリングをタップ
どうやらGoPro HERO8 Blackのファームウェアアップデートがあるようです。カメラの更新をタップ。
しかしここで問題が発生。なぜか原因不明のエラーが何度も出ました。
気合で乗り越えるとこの画面になるので更新をタップ(何度もはじめからやり直すと行けました。サーバーの調子が悪いのかBluetooth接続が不安定なのかは不明です)
受け入れて続行をタップ。しかしここでも受け入れを続行がタップできない症状が何度かありましたがそのたびに一度戻って接続し直すと進みました。
ファームウェアのアップデートが始まります。GoPro HERO8 Blackは何度か再起動しますが放っておきましょう。
この様になれば完了。完了をタップ
これでiPhoneでGoProの画面レンズの確認をしながら撮影が出来ます。これはかなり便利です!
簡単な設定を見ていきましょう。
これがメイン画面となります。
この画面から画面を右か左にスワイプ(指で液晶画面を滑らすこと)させると撮影モードの切り替えが出来ます。これはGoPro HERO8 Blackの右側にある電源ボタンを軽く押す事でも同じ効果があります。
カメラ、ビデオ、タイムプラスにそれぞれ変更できます。
タイムプラスは紙芝居のように設定した時間ごとにカメラを自動で撮影する事ができます。メインの使い方は空の変化などを長時間にわたって撮影する時などによく使われています。雲の流れはゆっくりですからね。
メイン画面で下から上にスワイプさせると直近で撮影した動画をチェックする事が出来ます。今回は何も撮影していないので無しとなっていますが、撮影していればGoPro HERO8 Black上で動画を再生できます。
メイン画面で上から下にスワイプすると設定画面になります。
ユーザー設定が主なGoPro HERO8 Blackの設定ができます。
個人的に重要だったものを紹介します。
GoPro HERO8 Blackで撮影したデータをPCに移行させるのに毎回MicroSDカードを抜くのは面倒ですよね?他のデジタルビデオカメラのようにGoPro HERO8 BlackにUSB-Cを接続し、PCに接続して内部アクセスで移行したいと思いますが、これがはじめどうしてもできずにネットで検索しても全く出てこないくて驚きました。何故かGoPro HEROの情報って開封レビューばかりで使い方の説明ってほとんど記述がない。。。。しかし見つけました。
設定項目の「接続」→「USB接続」を見てください。
初めは写真のように「GoPro Connect」になっていますが、
ここをタップして「MTP」に変更してください
これでUSBでGoPro HERO8 BlackとPCを接続するだけでデータの移行が出来ます。
初めてGoPro HERO8 Blackを使用して思ったことがあります。
それは撮影中に液晶画面が丁度1分で消えてしまうのです。つまり何を撮影しているかわからなくなります。まあGoPro HERO8 Blackはアクションカメラですからヘルメットや自転車に固定して使用するのであまり液晶画面でチェックしながら撮影する人は少ないかもしれませんが個人的には困りました。多分同じ悩みの写真者さんもいると思いますが設定で変えれます。
「タッチスクリーン」→「スクリーンセイバー」が初めは1分になっていますよね
これが1分で液晶が消えてしまう理由です。
なのでここをタップして「なし」に設定しましょう
これで液晶部分をずっとつけたままに出来ます。しかし電池の減りは早くなるので液晶の明るさを落とすなどして対策をしましょう。
それではメイン画面へ戻ります。
皆が一番気になる画質設定はメイン画面のここを押して設定します。
初めからいくつかカスタマイズされたプリセット(色々な撮影の設定が既にされている各種の撮影スタイル。スポーツ用とかノーマルとかスローとか映画モードとか)が用意されていますのでそれらを利用して撮影するのも良いですし。それらを自分で少し編集して使いまわすのも良いともいますが、自分で新たにプリセットを作る事も出来ます。
一番下まで行くとこの様に「+」と書かれたところがありますのでそれをタップしましょう。
するとこの様に設定項目が出てくるので自由に設定して自分に最高の撮影環境を作りましょう。
個人的に大事な項目をピックアップ。
RES/FPS
一番わかりやすい画質設定です。
4K、2.7K、1080の順で高画質です。下にある240.120.60.30.24はFPSといって簡単にいうと画面をいかに滑らかにするかと言う設定です。24でも十分綺麗ですが60位がお勧めです。
当然ですが画質も高くFPS値も高くすると電池の減りも早いですし動画の容量も大きくなるので注意しましょう。
画質のレビューは後でします。
4K設定にすると注意書きが出ます。
要約するとスペックが高いパソコンじゃないと見れないし編集も出来ないけどそれでもこの設定で撮影するの?と聞かれています。
グラフィック系統が強く(ある程度のグラフィックボードを搭載しているかGPU機能が付いているAMD CPUを積んでいるか)、ある程度のCPU性能、Windows10以上、メモリも8GB以上は積んでいないと厳しいと思います。
ISO最小 ISO最大
これは説明が難しいのですが簡単いうと光をどれくらい読み込ませるかと言う事です。うす暗い部屋を撮影するとします。普通の状態で撮影したら真っ暗ですよね。しかしISOの数値を上げれば、薄暗い部屋のわずかな明るさもGoPro HERO8 Blackが感じ取って普通なら真っ暗になってしまう所を少しだけでも見えるようにしてくれます。なのでISO最大の数値を高くすればするほど暗い部屋での撮影をしっかり出来るという事です。
しかし問題もあります。ISOの最大値をあげすぎると微妙な明るさの場面でもGoPro HERO8 Blackが明るく撮影しようとして無駄な明るさを読み取ってしまいます。そうなると非常に不自然な画質になりますので状況によって使い分けることが必要です。
例として
屋外の朝や昼間であればISO最小は100、最高は400で良いです。
夕方から夜最小100、最高は1600
部屋の中も明るさに寄りますが最小100、最高1600位がお勧めです。
なのでオリジナルのプリセットを事前に作って明るさに応じて変更すればこれらの変更に即座に対応できます。
カラー
初めはGoProモードになっていますが、ちょっと嘘くさいくらい彩度が強いので個人的にはフラット設定にしています
ビットレート
これも画質に関わりのもので標準で十分ですが、もっと美しくしたい人は高設定にして下さい。でもご覧の通り4Kでは使用できませんので2.7K設定の時にのみ高設定にしましょう。そもそも4Kは標準でも十分美しいです。
HyperSmooth
手振れ補正です。問答無用で高設定のままにしましょう。
では最後に動画の雰囲気を見てください。(当然写真ではわかりにくいので動画もありますので記事最下部をご覧ください)
4K
画質はやはりかなり美しいです。
手振れ補正も良く効いています。
しかし空の色が本当は赤よりの青(群青)なのに何故か水色になります。しかし他の地上の物はそのまま綺麗に再現されているのでGoPro HERO8 Blackのプログラムで空はインスタ映えしそうな水色にするプログラムが入っていると予想されます。私のような素人レベルでは気になりませんが、もっと上級者の人はこの補正には賛否が分かれそうです。
2.7K
正直4Kにも引けを取らない十分美しい画像です。長時間撮影で電池持ちが気になる人は2.7Kでも十分だと思います。
1080P
当然4K 2.7Kと比べると見劣りします
しかしこれはパナソニックのHDデジタルビデオの1080Pの映像ですが、これとくらべると雲泥の差でGoPro HERO8 Blackの1080pの方が美しいです。
iPhone11での1080pの撮影はこんな感じ
GoPro HERO8 Blackと比べてかなり暗い印象です。明るさはGoPro HERO8 Blackの方がリアルですが
空の色はiPhoneの方がそのままの色味が出ています。
↓これがGoPro HERO8 Blackだとこの色。かなり違いますよね。
おまけ。
GoPro HERO8 Blackを少しの間使ってきて気付いたことがあります。
それはUSB-Cスロットにアクセスするのが面倒と言う事。
充電するのにもPCとのデータ転送にも全てUSB-Cスロットにアクセスしないといけません。つまりは毎回サイドの蓋を取り外す必要があるという事です。流石何度も何度も開けていると面倒になります。そこで見つけ商品がコチラ。
何と蓋に既にUSB-Cスロットへの穴があけられているのです。これは便利!
届いた商品がコチラです。
で、実際の ULANZI バッテリーカバー GoPro Hero 8用 がこちら。
本家の蓋はメタルですがこちらはプラです。
取り付けは簡単。上のへこみを当て込み下部を抑えればパチッと簡単に取り付けれます。
しかし注意点が一点。
こちらはオリジナルの蓋とは違い上側から開けます。
ここの隙間に爪を入れて少しだけ力を入れるとパチンと外れます。
実際使ったら凄く良い感じでしたので良かったら参考にして下さい。
当然ですが、防水防塵機能は下がるので汚れが気になる使い方をする日はオリジナルの物を付け変えましょう。
と言う感じでした。
個人的感想とすればGoPro HERO8 Blackは画質的に言えばかなり綺麗だと思います。他のサイトでは酷評されている暗がりでの撮影もiPhone11に比べれば相当綺麗に撮影できました。しかしそれらはあくまで素人レベルだと思います。特に色味はフラット設定にしてもなおコントラストと彩度が以上に強く上記したように空の色補正があるなど素人の人達が喜びそうな仕上げになるようになっています。そのあたりが買う人を選ぶと思いますが、個人的にGoPro HERO8 Blackを上級者が買うわけでもないので会社の方向性としては間違っていないと思います。そして私自身もこれが綺麗だと思えるのでGoPro HERO8 Blackはとても良い商品だと思いました。
ただ総評としてはこれらを見ても購入するのは素人の人になりますが、マニュアルがネットでしか見れない、そのネットマニュアルも正直かゆいところに手が届かない不親切な物でかなりイラっとします。しかもバッテリーにかなり問題と癖があるのでそのあたりは会社としてもう少し力を入れるべきだと感じました。CMばかりに力を入れず、積極的にyoutubeの公式ページで使い方を紹介するなどするべきです。公式チャンネルはありますがどれもカメラを売っている会社とは思えない素人撮影の動画で内容もいまいち適当でした。良い商品なのに代理店のやる気がちょっと少ないように感じるのは勿体無いですね。
これからガンガン使っていくのでまた色々分かったらブログか動画にしていきますね。
これら記事は下記のお爺さんの公式Youtubeチャンネルで全て実際にプレイしている動画を挙げてますので、合わせて参考にして下さい。
まだチャンネル登録お済でない方は登録していただけますと嬉しいですし、高評価頂けますと次作品への元気になります。
ゲーム老人チャンネルhttps://www.youtube.com/channel/UC12oO7Nhb7-guQ8NNbm2_GQ