3回に渡ってご紹介してきましたAmbernic社製の中華ゲーム機RG300Xですが、ここまでの情報をまとめて総括したいと思います。
ここまでの記事はそれぞれコチラです↓↓
【1】RG300Xの実機感想レビュー「開封して外観を徹底検証」
【2】RG300Xの実機感想レビュー「エミュレーターテスト結果発表」
【3】RG300Xの実機感想レビュー「RG300XのOFWをダウンロードする方法」
外観
ゲームボーイミクロを連想させますが実際にRG300Xを触ると「似ていない」と、期待した人ほど感じると思います。私はミクロのファミコンカラーを二台持っていて散々遊びつくしたのでよりそれを感じました。RG300Xを動画や記事で写真を見ると「凄い似ている！」と興奮したのですが、実際に触ると縦幅が非常に長く、それが似ていないと感じさせます。
ではこのRG300XはNOなのかというと、盛大にYESです。
ミクロには似ていませんが、そのオマージュ感は非常によく出来ていて購入者の意図を満足させるに値する出来栄えの良さです。
特にRG300Xの塗装は非常に美しく、マツダのソウルレッドと同じように、下地にラメシルバーを吹き、そう上からクリアを吹きかける多重塗装で独特のグロス感を持った深みのあるえんじ色になっています。
表面も土台、下紙、クリアプラの三重構造で非常に高級感があり、Ambernicの全力を感じる事が出来ます。
なので、ミクロには似ていないけど、私たちユーザーが好きな子のカラーリングでの最強の商品であることは確かです。
操作性
中華ゲーム機のAmbernicの操作性のノウハウは既に大手のそれと同じレベルで最高の作りです。RG300Xの４つボタンの抵抗と反発、ボタンの大きさなど本当に理想形となっています。
十字キーも操作性抜群で格闘ゲームでも問題なく普通技が出せます。しかし残念ながら真空波動拳のような難しい動きの技はやや出しにくいと感じましたのでそこに期待して買う人は注意してください。
システム
RG300XのFWは第三世代でももっともオーソドックスなOpenDingux形式ですので非常に使いやすいUIになっています。しかし残念ながらROGUR CFWは導入不可でした。
ただかなり検証を重ねましたがデフォルトのFWで十分遊べることは確認していますので安心してください。エミュも今までの名作エミュが追加可能です。
エミュレーター
他の第三世代と同じくPS1の前期ゲームが限界です。これはもう仕方ない事です。しかしそれでもPS1エミュの進化でかなり動くようにはなっていて驚きました。
RG300Xの総括
多くの人がRK3326の第四世代の時代にこのRG300Xを買う理由はどこにある？または10000円を出す理由はあるか？と疑念を持つでしょう。でも個人的にRG300Xのコスパが良い確実な理由があります。
RG300Xは何気に高解像度の640 x480のH-IPS液晶を搭載しています。第三世代でこの高解像度の液晶を搭載していたのはRG350Mのみで、発売当時は16000円ほどしていました。まずそれを考えても高解像度の液晶の第三世代で10000円は個時点度も既にコスパが良いと言えます。
更にはH-IPSという更に美しい液晶が使用されており、付加価値はさらに上がります。
実際にゲームをプレイしていて本当に画面の美しさに惚れ惚れしますよ。
そしてAmbernic史上最も手のかかったこの外装の出来の良さは更にその価値を上げてくれます。
こう考えればこのRG300Xに10000円を出すことは全く持ってコスパが良いとお分かりいただけるはずです。
でも一つだけ確かな事。
こういったものを買う人は私も含めて別にここまでの建前を求めない人達なのです。
もうRG300Xを見て「はい、買います！」ただそれだけ・・・。
この塗装を見てもお分かりの通りカバンに入れて持ち運ぶ商品ではありません。家に飾ってたまに触るだけです。
購入して、久しぶりに第三世代を整備して、完璧にして、そっとRG300Xを棚に入れるのです。
でもこれらの商品はそれで十分満足なのです。
いかがだったでしょうか。
紹介してきたRG300Xは海外のECサイト Bangoodさんで発売中ですので欲しい方はどうぞ。
RG300Xの商品リンクはコチラ→RG300Xの販売ページ
9,245円
これら記事は下記のお爺さんの公式Youtubeチャンネルで全て実際にプレイしている動画を挙げてますので、合わせて参考にして下さい。
まだチャンネル登録お済でない方は登録していただけますと嬉しいですし、高評価頂けますと次作品への元気になります。
ゲーム老人チャンネルhttps://www.youtube.com/channel/UC12oO7Nhb7-guQ8NNbm2_GQ