2回に渡りご紹介してきましたPowkiddy Q20ですが今日までの情報や自分で遊んでみての感想などを踏襲し、本日は総括していこうと思います。
ちなみに前回の記事はコチラです→【2】Powkiddy Q20の実機感想レビュー「エミュレーターテスト結果」
ここ最近はめっきりと音沙汰が無くなっていた格安路線の中華ゲーム機に久しぶりに登場したのはPowkiddy V90はPocketGoに搭載されているAllwinnerシリーズの小型ゲーム機でした。
rockchip3326の第四世代で盛り上がる中のあえての小型ゲーム機への参入はなかなか驚きでしたが触って、遊んでみるとなるほどなと思う事がいくつかありました。
まずは性能。
今回はまさかと思いV90用のCFWを導入したところ見事に成功し、最新CFWありきで各種のテストをしました。
これは本当に驚きました。
AllwinnerF1C100Sでここまで動くのは本当に奇跡と言うべきです。もうAllwinnerF1C100Sの限界全ての能力を使い切ったという感じがします。
第四世代になれた人たちはこの結果に?を思うでしょうが、それは間違いで、このチップセットの能力でここまで動くのは本当に凄い事なのです。
操作性。
その後もひとしきり色々なゲームを遊びましたが非常に操作性は高く流石のPowkiddyだなと言う感じです。
ただし真空波動拳の動きは無理でした。はじめに予想していた通り少し十字キーの戻りが緩いので二度の滑る動きは判定が難しそうでした。
デザイン。
言わずもがな、ファミコン世代にはたまらない一品ですね。完成度も非常に高くまさに置いておくだけでも価値がある一品です。
これらを踏まえ、これはいったいどういった層に向けられたものなのかと言う所ですが・・
この小型中華ゲーム機体には現在、PocketGo、PowkiddyV90、TrimuUIという3機種がありますが、最終的にはTrimUIと覇権を争う感じになるでしょう。
個人的にTRIMUIがこの小型ゲーム機のポジションを独占するかと思われましたが、この意外な市場を大手のPowkiddyが放っておかなかったわけですね。
そこにこのPowkiddy Q20を投入することで、TRIMUI一強になりかけていた市場に一石を投じてきました。
ユーザーは小型中華ゲーム機を選ぶ時に、この二台から選択を迫られることになります。
ここで上手いなと思うのは、やはりこのデザイン。
この小型シリーズではプレイできるのは本当にレトロゲームの中でもレトロゲーム。ではそのゲームをするのって誰なの?と言われるとやはりファミコン世代が多い訳で、となるとこのPowkiddy Q20のデザインはかなりそこでハンデを取れる事になります。
TRIMUIの良い所もデザインですが、今回のPowkiddy Q20のデザインの良さとは意味合いが違うのでまさに正面激突の構図になるでしょう。本来ならばTRIMUIの方がCPUが上なのでもっと優位になるはずなのですが、なんせFWがかなり不調なので今回のPowkiddy Q20のCFWの出来が良すぎてそのメリット部分を生かせずに競り合いになっているのも事実なのです。
多くのユーザーが第四世代、第三世代とだいたい二台持ちの状態で、小型を持っていない層は以外にまだ多くいるでしょうが、その層がこのPowkiddy Q20に一気に流れる可能性はあります。それくらいこのデザインは我々おじいさんのDNAに刺激を与えるのです。
個人的にもこれは1台あってもいいよね、と素直に思える商品でした。
これはゲーム機と言うよりは、本当におじいさん世代がインテリアの一部に買うのに持って来いの商品だと思いますよ。
いかがだったでしょうか。
結構出尽くしたポケゴー世代ですが、やはりこの様にデザインを上手く使って私たちの心をこそばしてきますね・・・・
きっと心打ちぬかれた方々も多いのではないでしょうか。
更に驚きなのが金額です。この出来の良さで4,489円です。
こちらPowkiddy Q20はBanggoodで発売中ですので欲しい人はどうぞ。
Powkiddy Q20の商品リンクはコチラ→Powkiddy Q20の販売ページ
これら記事は下記のお爺さんの公式Youtubeチャンネルで全て実際にプレイしている動画を挙げてますので、合わせて参考にして下さい。
まだチャンネル登録お済でない方は登録していただけますと嬉しいですし、高評価頂けますと次作品への元気になります。
ゲーム老人チャンネルhttps://www.youtube.com/channel/UC12oO7Nhb7-guQ8NNbm2_GQ