ここまでいろいろな角度から見てきましたTRIMUI Ultra-Sですが、それらを全て踏まえて総括したいと思います。
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外観
今までの中華ゲーム機とは比べものにならないゲーム機のデザインとは一線を介した斬新なデザインです。
中華ゲーム機史上最も小さく、最も軽いPocketGoと肩を並べる、最軽量機種にもう一つ選択肢が増えました。
液晶
質のいいIPS液晶を使用しており、2インチと言う小さな液晶でありながら目潰れもなくファミコン、スーファミ共にRPGで文字潰れはありませんでした。
操作性
小さいとこの辺りが犠牲になりがちですが、必殺技も簡単に出せるレベルに非常にで出来のいい十字キーで、メインの4つボタンも反発良くアクションゲームでも細やかなキー連射が可能でした。
性能
PocketGoよりも高性能なCPUを持ちながら現状はPocketGoよりも性能が下になっています。
しかし良い部分としてはPocketgoよりも明らかにNeogeoあたりのアーケードゲームの読み込みが非常に速かったです。
格闘ゲームの入力も出来るのでアーケードゲームの読み込みが早い事はTRIMUI Ultra-Sの大きなメリットと言えます。
他のゲーム機のオリジナル初期OSに比べて非常にまとまっている独自OSですが、やはりまだまだ不完全でOSがエミュの足を引っ張ってしまっているものもありました。
F1C200Sの性能もOSが引き出せていないので性能が下のPocketGoに負けているのが現状です。
完璧ともいえるデザインの良さと操作性を両立させているのでココのあたりがしっかりとして来ればこの最軽量シリーズでは一人勝ちになるでしょうね。
ただこのOSは他の中華ゲーム機と違って全てのエミュに統一したメニューを出せる部分は初心者には非常にありがたいと思います。
他のゲーム機ではメニューの出し方や設定方法がバラバラです。でもこのようにOSですべて管理され統一していればユーザーは非常に便利です。
なので一日も早くこのシステムを完ぺきな物にしてほしいと思います。
そしてこれらを踏襲してこの新会社が第三世代や第四世代で一体どんなゲーム機で挑んでくるのか楽しみです。
このデザインは異端です。このデザイン力で第四世代を作ったら、と考えるとワクワクしますね。
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