今なお人気が落ちないどころかうなぎのぼりのセガの過去のアーケード作品たちですが、その中でも過去セガの集大成ともいわれているのがSEGA MODEL3という筐体です。
そのModel3を完全再現したエミュレーターがSupermodelです。
今回はそのSEGA Model3のエミュレーター Supermodel3の使い方を日本語で初心者にもわかるように説明していきます。
Supermodeは良く敷居が高いと言われていますがその理由として挙げられることが、必要とするデータが2ついるという事です。
普通エミュレーターと言えば1つのエミュレーターを用意すればあとはゲームデータだけで成立しますが、Supermodelはエミュレーター本体とエミュレーターを管理するUIソフトという2つのソフトを用意しないといけません。
更に今なお二つともが頻繁に有志達によって毎日のようにマイナーチェンジを繰り返しており、一体どれを落とせばいいかが不明瞭な状態になっています。
たとえ最新のもの同士を用意しても相性が悪かったりして動かない、表示がおかしいなどの問題も多発しており、そのあたりを自分で調整しないといけない所などが敷居を高くしてしてしまっています。
そこで今回はおじいさんが相性を調べて問題もなく、その中で比較的新しデータ同志を紹介します。
まずSEGA Model3のエミュレーター Supermodel3のエミュレーターをダウンロードします。
Google検索にsupermodel r791と入れて検索をしてください。
検索結果の中からEmuCR – Emulator News & Download (EmuCR.Com)というページをクリックしてください。
サイトに入るとこんな感じです。
下の方に行くとSupermodel SVN r791という項目があるのでクリック
そしたらこんな感じになります。
自分のパソコンが32bitの人は Download: Supermodel SVN r791 x86
自分のパソコンが64bitの人は Download: Supermodel SVN r791 x64
をそれぞれダウンロードしてください。
次にSupermodelUIの方をダウンロードします。
google検索枠に supermodel UI download model3 2020 と入れて検索してください。
検索結果の中のSega Model 3 UI (2019/04/12) – Home Arcade Systemsをクリック。
そしたらこんな感じになります。
下の方に行くとDownload: Sega Model 3 UI (2019/04/12)という項目があるのでクリックしてダウンロードしましょう。
2つのデータが無事にダウンロード出来たらこのような状態になっています。
まずはEmuCR-Supermodel-r791-x64を展開していきます。
※展開するフォルダに来るまでのフォルダに日本語が無いようにしましょう。
例:c/game/セガ/model3
この様にどこかに日本語入っているとゲームが起動できませんので避けましょう。
圧縮データの中もEmuCR-Supermodel-r791-x64というフォルダ構成になっていますが、そのフォルダから出して解凍しましょう。
解凍するとこういう状態です。
では次にEmuCR-Sega-Model-3-WIP-12-04-19.rarをEmuCR-Supermodel-r791-x64を解凍した同じ場所に解凍します。
するとこのように上書きしてもいいですか?と聞かれるので「はい」で上書きしましょう。
この中にromsという名前のフォルダを作り、自身の筐体から吸い出したゲームを配置しましょう。
はい、するとこのようなデータ構成になっているはずですので、Sega Model 3 UI.exeをクリックしてエミュレーターを起動させましょう。
各種データオプションの設定や簡単な説明を記述します。
まず画面下のFolederという部分をクリックして、自分が作成した先ほどromsフォルダを選択して設定しましょう。
画面右にある
New 3DEnjineとLegacyは使用する画像のプログラムを2種から選択できます。
パソコンにGTX750TI以上のグラフィックボードをさしていたらNew 3DEnjineを選択して、それ以下やグラフィックボード自体を刺していない場合はLegacyにチェックを入れてください。GTX750TI以上のグラボでもゲームが遅い場合はLegacyにチェックを入れなおしてください。
その右の1920×1080は画像の解像度を表します。
解像度は画面大きさではなく、画面のきめ細やかさの数値で大きくすれば綺麗なグラフィックになりますが、当然PCへの負荷がかかります。このあたりは色々設定してはゲームスピードを確認して変更してください。
変更後は必ず右側の…を押して、セーブして変更を適用してください。
Vsync
より実質のゲームに即した動きになるようにします。
スペックの低いパソコンだと重くなります。
スペックが高すぎて早送りにゲームがなってしまう時はThrottleと合わせてチェックを入れれば普通の速度でゲームが楽しめます。
QuadRendering
MultiTexture
どちらもより画面を綺麗にするオプションでパソコンスペックが高ければチェックを入れましょう
GPUMultiThreaded
グラフィックボードのスレッドが2個以上あればチェックを入れればより快適にエミュレーターが動きます
MultiThreaded
今はほとんどCPUが2個以上スレッドがあるので、是非チェックは入れておきましょう。1スレッドの場合は外しましょう。
FullScreen
ゲーム起動時にフルスクリーンにします
WideScreen
SEGA Model3は実は画面から切れているところにも背景描写をしているゲームがいくつかあり、それを表示させワイド画面を保ちます。
ただし本来は消えている部分で正確には描写していないので地面はあっても空がないなど不具合な表示がほとんどですが好きな人はチェックを入れましょう。
Stretch
お爺さん大好き液晶画面に合わせてとにかく対比無視で全画面表示させます。
Throtle
ゲームスピードが60fps以上出ているときに60fpsを基準に動きを安定させます。高スペックパソコンではチェックを入れておきましょう。
PowerPCFrequency
CPUかGPUの周波数を弄れるようですが基本は触りません。よほどスペックが低くてオプションのどれを触っても動かない人は微妙に数値を変えてみると奇跡が起こるときがあります。
コントローラー設定は基本的に初めからある程度遊べるように設定されていますが自分設定したい人はデータフォルダの中のConfigフォルダを開きましょう。
その中のSupermodel.iniをテキスト(メモ帳)で開きましょう。
※画面のようにコピペしてノータッチ分を何かあった時用に保存しておきましょう
こんな感じに開きます。
下に行くとボタン設定画面が表示されます。
コインやスタートはココ。
; Common
InputStart1 = “KEY_1,JOY1_BUTTON9”
InputStart2 = “KEY_2,JOY2_BUTTON9”
InputCoin1 = “KEY_3,JOY1_BUTTON10”
InputCoin2 = “KEY_4,JOY2_BUTTON10”
InputServiceA = “KEY_5”
InputServiceB = “KEY_7”
InputTestA = “KEY_6”
InputTestB = “KEY_8”
4ショットボタンでデジタル入力の凡用ゲームはココ
; 4-way digital joysticks
InputJoyUp = “KEY_UP,JOY1_UP”
InputJoyDown = “KEY_DOWN,JOY1_DOWN”
InputJoyLeft = “KEY_LEFT,JOY1_LEFT”
InputJoyRight = “KEY_RIGHT,JOY1_RIGHT”
InputJoyUp2 = “JOY2_UP”
InputJoyDown2 = “JOY2_DOWN”
InputJoyLeft2 = “JOY2_LEFT”
InputJoyRight2 = “JOY2_RIGHT”
格闘ゲームはココ
; Fighting game buttons
InputPunch = “KEY_A,JOY1_BUTTON1”
InputKick = “KEY_S,JOY1_BUTTON2”
InputGuard = “KEY_D,JOY1_BUTTON3”
InputEscape = “KEY_F,JOY1_BUTTON4”
InputPunch2 = “JOY2_BUTTON1”
InputKick2 = “JOY2_BUTTON2”
InputGuard2 = “JOY2_BUTTON3”
InputEscape2 = “JOY2_BUTTON4”
といった感じで各種別れて細やかに設定する場所がありますので、個々に好きに設定してください。
自分のボタンの数字が分からない人はコントロールパネルを開いてください。
その中のデバイスとプリンター
その中に自分のゲームパッドがあるので、その上で右クリック
ゲームコントローラーの設定をクリック
プロパティをクリック
この画面で、自分のゲームパッドのボタンを押せば下の数字部分が光るのでどれが1ボタンかなどがわかるのでその数字を先ほどのテキストに書き込んで設定してください。
それでは最後に自分が配したゲームデータをクリックしてゲームをスタート
コインボタンを押してコインを入れて、スタートでゲームを開始
なかなかサクサク遊べます、エミュとUI製作者の方々に感謝ですね。凄い出来です。
ちなみに全画面表示はalt + Enterで代用できますし、ゲームをやめる時はEscボタンでメニューに戻れます。
一応動画でも言葉で説明しているので合わせて参考にしてください。↓↓
あともしもよろしければチャンネル登録と高評価頂けますと老人の元気が出ますのでよろしくお願いいたします。