前回までの作業でJamma接続部分の接続が終わりましたのでゲーム内蔵のボタン確認をするモードでテストをしましょう。
SEGA NAOMIを起動します。
ゲーム画面になったらSEGA NAOMIのテストスイッチを押しましょう。
GAME TEST MODEに入りましょう。(サービススイッチを複数回押してGAME TEST MODEの所にカーソルが来たらテストスイッチで決定という操作になります)
INPUT TESTに入ります。
この画面で各種設定したボタンを押せば画面上部のOFFの所がそれぞれ押したボタンに反応してONになるのでちゃんと接続されているか確認しましょう
この画面を終えるにはテストスイッチとサービススイッチを同時に押しましょう。
長かったですがこれで無事操作環境は整いました。
多分皆さんもここまで来るのに一苦労で何とか疲弊しながら辿り着きたと思います。
無事動いたけどコードはバラバラで何とか起動した、という状況でしょうから、とりあえず動作を確認した後はここまでの作業を復習しながら全てのコードを綺麗に配線しながら整備していく事をお勧めします。
ここで無茶苦茶を放置してそのままごり押しで完成にしてしまうとちょっと引っ張ったら線が取れた、コードがひっかかるなどの悪循環になるので、この作業工程をしながら「あ・・なんか短いな」「あ・・何かコードが絡んでる。。」など沢山感じたまま、でもとりあえず動作保証を目指して進んできたと思うので、ここで一度全ての配線を整備しましょう。
私も一度全てのコードを引き抜き根元からまとめたりして綺麗にしましたよ。
これだけ散らばっていたのが
何という事でしょう、こんなに綺麗になりました!
ちょっと寄り道であると助かるアイテムのご紹介。
monofive 基板・マザーボード用スペーサー L型 高さ25mm 12個入(ネジ付) MF-LSP25-12W
I/Oボードはそのままにしておくと常に基盤の裏が地面についてしまい半田の留め具の部分が傷ついてしまうのでこちらのスペンサーを取り付けて地面から浮かせてI/Oボードを守ってあげましょう。
UGREEN RCA ケーブル 3.5mm to 2RCA オーディオケーブル 変換 メス-オス rcaステレオケーブル 延長 金メッキコネクタ
SEGA NAOMIは他のアーケード基盤とは違いAV出力が出ているので音声出力が非常に楽です。この変換器具を使えば出力が3.5mmヘッドホンジャックになるで、あとは適当なスピーカーをここに付ければ音声を出力させることができます。
あとは自由に好きな3.5mmヘッドホンジャックのスピーカーを購入して付けてください。
お爺さんは貧乏なのでこのような小さなスピーカーですが、皆さんは大きなスピーカーを付けて迫力のサウンドで楽しんでください。
はい、これで基本作業は終了です。
次回は遂に最終回でざっくりとした感想や仕上げの様子をお伝えいたします。
お楽しみに!
【16】2020年にSEGAのアーケード筐体 NAOMIを動かすまでの記録と詳細な設定方法や仕組み解説