ここからの作業工程で必要な物は既に新品は世の中にないのでオークションなどで探して手に入れるしかありません。
更にダイナマイトベースボールNAOMIに必要なアナログ入力の物品は中古出品でも動作確認済み商品がほとんどなく、未確認の商品を購入し実際に自分で動かして試す博打方法しかありません。
私が使用するJVS Jamma変換I/Oボード 838-13683-93はコチラです。
上部の26ピンのコネクタがアナログスティックを管理するコネクタ受け口です。
こちらにコード線繋げたをコネクタ(ハーネス)をはめ込みます。
ダイナマイトベースボールNAOMIをプレイするのに必要な配線はこのようになっています。
これはコネクタを上から見て、爪側を下にて見た構図です。
2と24のスイッチ用の5VとGNDの意味ですが、これは実際に電源から電気を引っ張って来て電力供給するコードではなく、これはコンパネから流れてくる電気信号の通り道という捉え方をしてください。
ですのでこれはコンパネからの5VとGNDに接続します。
5VとGNDの間に電気が流れていて、それぞれ各種ボタンを押したときにこの電流の間に信号が流れてNAOMIにボタンを押したよ、という指示が流れるといった感じです。
3.4.9.10は1P側と2P側から出ているそれぞれのアナログスティックのコードをあてがってください。
縦軸と横軸は実際に差し込んでみてゲームのインプット入力設定の画面で間違いがないか試して、縦にレバーを動かして横に中心が動くようであれば縦と横が逆なので、配線を逆にすれば良いです。
15.16のバットメカはこのように三本線が出ています。実際のバットメカは真ん中の黄緑の線が実際の動作戦ですのでこれを差し込んでください。
ちなみに黄色は5Vで白はGNDです。
23.24は絶対に空けておいてください。
1.23は上記2.24と違って実際に電源から電気を供給してくる場所になりますので、電源の5VとGNDからそれぞれ配線してください。方法はここまでお伝えしてきた方法で繋げてあげてください。
この5V電源供給がこのI/Oボードにもコンパネにも電気を通す大事な電気供給口となります。
出来ればこの線だけは少し太めの物を使用しましょう。
コンパネとI/Oボードを離す距離をあらかじめ考え自身が必要とする長さのコードを切り取りいつも通りチューブの先を切り取り対応ギボシをかしめましょう。2.24以外は通信をつかさどる線なので細いコードでも大丈夫ですが、長く使用して断線を気にする方は少し太めの物を使っておきましょう。
ちなみに刺し間違えた場合はこのように爪をマイナスドライバで上げて引き抜きましょう。
これでアナログスティックのコネクタ側の配線は終わりました。
長くなりましたので続きは次回の記事でお楽しみください。
【11】2020年にSEGAのアーケード筐体 NAOMIを動かすまでの記録と詳細な設定方法や仕組み解説