前回のコードとコンタクトのかしめる作業ですが、出来れば色を使用意図で変えるといいです。(私はこの写真のあとまた制作しなおした時にコードが足りなくてバラバラになりましたが・・・)
6本のうち黒が3本、他は1色づつ別にすると良いです。
こういった配線の時、黒色はGND(グランド)と言ってマイナス極を表しますのでわかりやすい様にそのようにします。その他の色分けはそれぞれ通すボルト数が違うので変えます。
そしてコードの逆側も同じようにアーケード電源のハウジングにあったカプラーでかしめましょう。
残念ながら私はこれらを店頭でお店の人に聞いて購入したのでこのカプラーの名前がわかっていませんので店頭に電源のハウジングを持っていって聞いてください。こちらのハウジングは今も普通に売られているものですので電子系のお店に行けばすぐ教えてくれます。
かしめ方は前回の方法と同じです。
今後かしめる作業が続きますが、方法は前回の記事と全く同じなので練習あるのみです。ただしカプラーの大きさによって圧着ペンチを当てる場所や種類が異なりますので、どれが合うかは手探りで行ってください。
まずはSEGA NAOMI側に接続するハウスジングにコードを差し込みましょう。
この様にしてください。(これはハウジングを正面から見た写真です。コードを差し込む側とは逆で、つまみがある方を)
下段の正面から見て左から黒3本。
冗談の正面から見て左から各色バラバラ色を3本差し込んでください。
正面から見てアーケード電源から持ってくるボルト数はこの様になっています。
ちなみにNAOMIには8ピン電源コネクタの横に6ピンコネクタがあるのですが接続しなくてもNAOMIは起動しますが万全を期したい人は接続していてください。
電圧は以下の通りです。(先ほどと同じ正面から見た時の構図です(コード差込口と逆の方向))
無し 3.3V 5.0V
無し GND GND
となります。
電源側のハウジングにカプラーを差し込んでいきます。
私の購入したアーケード電源はこのような設定になっています。(電源によって電圧の場所は違うと思うのでそれぞれの機体にあった場所を確認して差し込んでください)
この3段の図は下記の現物の口から出ている電圧を表示しているという事ですので、SEGA NAOMIで設定されているコードをその場所に差し込みます。
12Vは12Vの所に、5.0Vは5.0Vの所、GNDはGNDの所にといった感じです。
間違えるショートの原因になり最悪NAOMIが壊れるので間違ないように慎重に差し込みましょう。
私の取りはずの事を考慮して全部最上段で済ませました。
これで取り急ぎSEGA NAOMIは起動するようになったので起動確認しましょう。
D-SUBをNAOMI本体とモニタ側につけましょう。
DIPスイッチの場所を確認してください。
もしもモニタがテレビであればDIPスイッチのモニタ変更スイッチを上に上げ、パソコンモニタであれば下に下げましょう。
まずはSEGA NAOMIにハウジングを差し込みます。
次に電源のコンセントをさしましょう。
すると電源のブオーンという音とSEGA NAOMIの起動する同じくブオーンという音がします。
画面ははじめ黒いままですが、少し経つとNAOMIのロゴが出ます。
その後ゲームが開始すればとりあえず電源周りの接続は成功です。
それでは続きは次回のお楽しみに!
【9】2020年にSEGAのアーケード筐体 NAOMIを動かすまでの記録と詳細な設定方法や仕組み解説