オクトパストラベラーは8人分各4章構成で全32話という壮大なストリー構成ですがよくある「巨大な敵がいてそれを倒しに行く!」という物ではなく、各キャラクターの旅立ちをとても繊細に丁寧に描いています。
今現在の世の中に悪魔がいて、と言うモノではなく、昔にあった大きな戦争や悪魔や神の不可思議な存在などを今の時代の物語を追う中で感じとっていくという流れです。
私もそうでしたが多くのプレーヤーがプレイをしながら、きっとこういった話が最後に一つになり最終決戦が待っている!とお思いでしょうがそれはありません。
ただそれを物足りないと感じるか否かはプレーヤーの感覚にゆだねられます。
このゲームは純粋なRPGでありながら、どこかお使い感覚であった物語部分に大きなメスを入れて、文章を読む楽しさというRPGで最も重要で今までのRPGで達成できなかった部分を見事に改修しています。
それは戦闘の部分もそうで、きっちりとゲーム世代のおじいさん方が楽しめる基本要素を置きつつ、ガードポイント制度を導入し、非常に緊張感を感じれる戦闘を生み出しました。簡単な敵でもいかに気持ちよく倒すか、強敵をどういう手順で攻めるかなど、頭を使いながら戦うスタイルはよくできていました。
モンスター登場時にモンスターが持っているガードポイントは一定の武器や魔法でしかはがせなくて、それをはがしきらないとダメージが大きくは入りません。ガードをはがしてからダメージを入れるか、ごり押しで叩いていくかや、スピードが関係した先頭順を利用するなど奥深い戦闘システムになっています。
正直100時間プレイしてもまだまだ世界中にイベントが残っていますので、まだまだ楽しまるところを見ても7000円でもコスパは良すぎると感じます。最近スクエニはSTEAMで頻繁に半額セールをしますし、実際少し前オクトパストラベラーもセールがありましたので、興味を持った方は是非遊んでみてはいかがでしょうか。
ちなみにGPD WIN2でも動かすことできますよ!