前回も少しGPD WINを購入した後に来る「いまいち使い方がわからない」あるあるを書きましたが本日もその流れの記事です。
GPD WINを購入する9割以上の方がGPD WINをエミュレーター専用機と想定して購入していると思います。
しかし購入してからイメージと違う状態になるのは、PSPや3DSなどのハック状態にあるようなランチャー形式にならない事です。
PSPやDSをハックしてエミュレーターを入れると、手軽にどのエミュをするかボタン一つで選択できて、その後もボタン一つでゲームを選択できますが、GPD WINではエミュレーターを入れるので、毎回マウスでエミュレーターをダブルクリック、その後もズラッと並ぶゲームをマウスで選択して、画面あわせて、とPSPなどに比べて非常に手数が多いのでポータブル機のようにささっとゲームをしたい気分のままゲームを始めれないというのがGPD WINでのネックな部分です。
さらに常にマウスを繋げているわけでもないので小さい画面でタップし続けるのもなかなか困難な状態です。
実際私がそれで、どうにかしてGPD WINをPSPのように直感的に操作できる状態にできないかと探して見つけたのがHYPER SPINでした。
HYPER SPINを導入するとGPD WINがこんな感じになります。
アイコンをクリック(タッチ)すると起動します。面倒な方はスタートアップに設定しておけばGPD WIN起動時に同時にHYPER SPINが起動します。
起動するとこのようにどのエミュレータで遊びますかって、リングメニューが現れるので方向キーの上下で選択します。
見てお分かりの通り、動画を設定してあげればゲームごとに動画が流れます。この辺りはパッケージにしても良いですし、徹底的に自分好みにカスタマイズできます。
選択が終わると次は、どのゲームで遊びますか?って選択になり、選択するとゲームが起動します。
ゲーム終了後は再びこの画面に戻るので、また次にしたいゲームを選択する感じです。
いかがでしょうか、まさにハックPSP状態にGPD WINをすることができます。
PCゲームもセガサターンもドリームキャストもすべて一つのランチャーにまとめて自由に選択しプレイできます。しかも凄いのが、セガサターンなどはデーモンツールの仮想ディスク入れ替えも自動でしてくれるのでこれだけでも導入する意味があります。
本来HYPER SPINは海外の自宅アーケード筐体用に開発されたものですが、今となってはGPD WINの為のランチャーと言っても過言でないでしょう。PSPやDSなどではスペック不足で動かなかった数々のエミュレータが手元で動く夢のマシンGPD WIN。まさにHYPER SPINを入れてこそ完成するのではないでしょうかね。