GPD WIN 2に大容量SSDを換装させる方法は今日まで、商品の購入、データの準備と順番に追ってきましたが、ようやく今回は実際にモノを入れ替える作業をします。
それでは手を洗って机を綺麗にして始めましょう。
まずはメタルカバーの準備をします。
メタルカバーと言ってもただ購入したメタル蓋を付け替えるだけではありません。ちょっとした面倒な手順があります。
メタルカバーは大体GPD WIN 2本体と同じ箱にぶち込まれて送られてきますので箱の中から探しましょう。探さなくてもビニールにそのまま入っているのでわかるとは思いますが、内容物を確認しましょう。
・メタルカバー
・ネジ
・高温接着テープ
・熱伝導性シリコンフィルム
・シリコンラバー
・説明書
もしかしたら業者によって多少はパーツの質や量が違うかもしれませんが、当方のリンクで購入したものであれば同じはずです。
まずは黄色の高温接着テープをメタルカバーの内側に貼り付けますが、このテープがプラスチックの台座からなかなか剥がれません・・・。
初めは笑いながらやっていますが必ず切れそうになるので、初めから時間がかかると割り切って時間をかけて外しましょう。好きな音楽でもかけてください。
プラスチックの台座が外れてぴらぴらの黄色シールが取れますが、そのぴらぴらの方がメタルカバーに貼るものです。
ようやく外れて貼るときに多少にずれますが、そこまで精度は求めなくても大丈夫です。
次は灰色の熱伝導性シリコンフィルムを貼るのですが、見ての通りどう見てもネジ部分のへこみが無いので、事前に自分ではさみか何かで上部に少し切れ込みを入れましょう。
それによって全体に貼り付けれるので熱伝導率がさらに良くなります。
これが貼れればメタルカバーの準備は完了です。
GPD WIN 2の本体を裏返し、左上にあるネジを緩めて蓋をとりましょう。ネジはある程度精密な物であれば噛み合わせ出来ます。私は100均のドライバーセットで可能でしたが、家の近くに100均が無い人はこれで対応可能なはずです。精密ドライバーセット 修理キット 60in1 56種ビット for iPhone PC メガネ カメラ 時計 PS4 ipad
裏ブタを外すと同時にもともと入っていたSSDがひょっこりたんするので抜き取り、今回購入したトライセンドのSSDを差し込みましょう。
SSDは斜めから差し込む形式となっています。
※初心者の方はSSDを本体と平行にスライドして差し込むと思いがちですが違います。まずは斜めから差し込み押し倒す手順となります。
斜めからサクッと差し込める場所が見つかったら、そのまま指で本体を平行にさせる感じで押し倒し、先ほど作ったメタルカバーを取り付けましょう。
使用するネジはメタルカバーの物、純正の先ほど外したネジ、どらでも違いはありませんのでご自由に選んで使用してください。
これで取り付けは無事終了です。
抜き取ったSSDは私は緊急用の控えOSデータとして控えておきますが、もうそんなの使わないというかたはコチラELUTENG USB Type C SSD M.2 ケース 外付け B/B+M KEY M.2 SSD 変換アダプタ ps4 外付けhdd 2280/2260 / 2242/2230 等対応 UASP 超高速対応 M.2 SATA 変換 USB3.1 ケース 外付け ドライブ コネクタがおすすめです。
このカバーを使用すれば引き抜いたSSDがM.2 の超高速USBメモリになります。
非常に使用用途は高い高性能メモリになるのでGOD WINのデータ転送に使うのもいいですし、色々なシーンで活躍すると思います。
使い方は抜いたSSDをケースに入れてWindows内でフォーマットするだけです。あとはUSB接続で使用できます。
※こういった作業が初めてでとっても怖い方も多くいると思いますが、コツとしてはSSD基盤を触る前に10円玉を触って体の電気を放電さえしておけば大体は大丈夫です。まあその作業も僕はしていませんが気になる方はそれくらいはしておくといいかも。直に基盤に触れる事ってあまりないですからね。でも今の基盤はしっかり半田ごてされていますしガチっと触れたって少々さすところ間違えたって壊れませんから安心して作業してください。
さあ、これで取り付けまで終わりました。
次回はとうとうGPD WIN 2のSSD換装の最終回。
用意したデータをインストールしてGPD WIN 2を使える状態にします!
あと少しです、頑張りましょう。