SEGA NAOMIの時同様コンパネとMVS本体を繋ぐハーネス(コードの束)を制作していきます。
同じ工程ではありますが要所要所でSEGA NAOMIと違う点があります。
SEGA NAOMIではJVSというJammaの新しいバージョンだったのでダイナマイトベースボールであればカセット式のJammaとアナログ入力用の別途入力配線が必要でした。
それに加えてコンパネと本体の間にI/Oボードという中間基盤をかませないといけませんでしたがこれらが必要なくなりました。
じゃあ簡単になったの?といえばNOです。
上記したような簡単になった部分もありますが手間がかかるようになった部分も多くあります。
SEGA NAOMIはレトロアーケード筐体と言えど比較的新しいものでしたがJammaはそれはそれは昔の物語の部品で全てをJammaで制御する事になります。
NAOMIではVGA(D-Sub15ピンの映像出力ポート)やRCA(音声出力ポート)が本体に用意されていたり、電源部分も別途コネクタ化されていましたがJammaオンリーのゲーム機たちはそうではありません。
「すべての事をJammaの配線で賄います!!」
つまり、電源供給もJammaから、映像出力もJammaから。音声出力もJammaから!!
おJamma女ドレミと言うわけです。
Jamma(MVS用)のJamma配置はこれ。(右側がJammaコネクタの上部分です)
配線図はコチラ。
まずこれを見て初心者の私がびっくりするのがJammaの出力は分かったけど配線の先はどうするの?という事です。
音声出力は+と-とAudioGNDで分かりましたがこれにどうやってスピーカー繋げるの?など壁にぶち当たります。
ネットで投げ売りされている昔のコンポなどは実は背面はコードがむき出しなので、そういったものを用意すれば半田付けでOKですが世に多くある簡易のスピーカーにしたい場合はこういった商品を購入して自分で3.5mmのヘッドホンジャックソケットを作りましょう。
ステレオジャック 3.5mm 外部マイク取り付け用 wuernine 5個セット アクションカメラ ステレオ ミニ TRS パネルマウント取付型 メス ヘッドフォンアンプ修理自作用対応
電源であればJammaから15V 5V GNDを取り出し用意した直流電源に差し込んでください。
※映像の事は別記事にします。
そしてコンパネとも上下左右ショットボタンを間違えないように配線していきましょう。
個人的にお勧めなのがコンパネから伸びた配線をそのままJammaに半田しない事。
Jammaからも配線を伸ばし、コンパネからも伸ばし、お互いのその先にオスとメスのコネクタを用意しそこで接続させてください。
これをすることで配線の延長も簡単になりますし、例えば配線間違いがあってもコネクタのハウジングを位置を変更するだけで対応が出来ますし、何かの拍子に引っ張ってしまってJammaを傷つける心配も減ります。
ちなみにこのようにJammaコネクタに事前に配線場所の意味をペンで記載しておくと間違えないです。
私はこれを始めせずに間違いまくってしまったので参考にして下さい。
という感じでした。
また続きは次回の記事でお会いしましょう!
※実際の詳細な作業の様子は私の動画チャンネルの下記動画3本をご覧ください。
これら記事は下記のお爺さんの公式Youtubeチャンネルで全て実際にプレイしている動画を挙げてますので、合わせて参考にして下さい。
まだチャンネル登録お済でない方は登録していただけますと嬉しいですし、高評価頂けますと次作品への元気になります。
ゲーム老人チャンネルhttps://www.youtube.com/channel/UC12oO7Nhb7-guQ8NNbm2_GQ