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IgA腎症闘病記

【IgA腎症末期患者の闘病記:31】ステロイドパルス治療の総決算を出す時

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前回の「ステロイドパルス治療3回目終了から1週間後の現状」の書ききれなかった続きを書きますね。

 

私は今回のステロイドパルス治療を始める前に一つの決めごとを自分の中で作っていました。
それは「1・2回目のステロイドパルス治療の糧を生かす」事です。

正直2回目のステロイドパルス治療を私は舐めていました。1回目が楽だったなんてこともないのですが喘息の発作も出なかったこと、腎生検や扁桃腺摘出手術が比にならないくらいしんどかったことから、1回目のステロイドパルス治療をどこかまだ楽なものと認識して2回目のステロイドパルス治療を受けて、壮絶な副作用を目の当たりにしました。

そして挑むステロイドパルス治療ラストの3回目。
私が決めたことはこんな事です。

 

1.絶対に副作用完治を焦らない、急がない。(結局それが一番の近道)
2.ステロイドパルス治療の副作用を舐めない
3.無理をしない
4.意識を持った生活を送る
5.リハビリは無理のない程度に始める

 

ちょっと重複することもありますがこんな感じです。そして現在これを実践しています。

 

①はもうこのブログでも何度も書いていますが、特に今回は③何かと併用している感じです。
ステロイドパルス治療って詐欺サイトでよくギラギラするって書いていますが、ずっとそうではありません。そんな覚●剤ではないので・・(笑)

ただ、スイッチが入るとその症状が一気に押し寄せます。
例えば何か調べ物をしていると、すーっとそのスイッチが入って普段ではではないような集中力みたいなのが爆発します。
「へー、こうなっているんだ・・」で終わらず、「じゃあ今買いに行こう」「今日のうちに作ってしまおう」どんどん頭が回転して行動に移してしまいます。
先日書いたクーラーの記事なんてのもそんな感じですよね・・・・。

で、これをした矢先にやっぱり疲れ切ってダウンします。で、そのタイミングで何か心を揺さぶることがあると一気に悪いゾーンに入ってしまいます。
なので、自分にブレーキを入れます。
「ちょっと疲れたかな・・」そんなタイミングが一瞬でもあれば必ずベッドに横になって少し眠ります。これを徹底しました。おかげで体への心への負担も減りました。

 

そして今回の大きなテーマは④です。これに⑤が関わります。
2回目のステロイドパルス治療で私は舐めていた誤差も含めて大きく心のバランスを崩しました。
自分の興味ある物には異常な力を発揮するわりに、そうでもないものには徹底して無気力という状態で、色々と連絡面など含めた多方面で多大な迷惑を掛けました。

なので今回は無理のない程度ですが、きっちりとやるべきことはする。と決めていました。
見ての通り引きこもりのおじいさんのわりに多趣味なので、色々毎日しないといけないこともあり、それらをきっちりと行う、を今も頑張っています。

その中に体のリハビリも含まれています。
必ず毎日散歩するようにしています。

歩かないと本当に膝がなまってしまうので、とにかく外を歩くようにしています。少しだけでも良いです。これでかなり違います。
そしてこれをしていて今思うのは、とっても精神バランスにも影響を与えていると感じます。

 

しんどい、気分が上向かない、そんな中で安静という名目で家に引きこもることも大事です。絶対的に安静がとっても大事です。
でも、散歩することが安静ではない、というのも違うと今は言い切れます。
個人的に長く武道に従事してきて下半身が持つホルモンバランスの力を知っているので、やはり歩いて下半身の筋肉をつけることは体全体に良い影響を与えているのだなと感じます。
なので今回は2回目と比べて精神状態が良いのかもしれません。

 

と、こんな感じで3回目のステロイドパルス治療のその後を暮らしています。
体重も戻りました。精神状態もそこそこ安定しています。
肌荒れはやはりまだ湿疹がうっすら広くをキープです・・・。

でも②です!!!
ここで舐めてはいけない、焦ってはいけないと自分もわかっています。
人込みにはいかない、無理は事は出来るだけしない。自分にブレーキを入れながら、でも怠けずやることはやる!を、実践中です。

 

また何か動きがあればご報告します。
【IgA腎症末期患者の闘病記:32】大量ステロイド錠剤と別れの日が近づく



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