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3DS版ドラゴンクエスト11の感想レビュー

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3DS版ドラゴンクエスト11の感想レビュー

入院用に購入したドラクエ11ですが、3ヶ月かけてようやくクリアしました!
ですので軽く感想なりを書きたいと思います。
ネタバレあるかもしれないので、まだ購入前の人は読まないで下さい。

 

まず第一の感想として「あ~~~~、おもしろかった!」です!!(ブルゾン風・・ではない・・・)

正直大きく期待はしていませんでした。
ただ、色々と闘病生活が始まり入院も増えるのでその余暇を潰せたら、という程度のものでした。

 

プレイ当初はある程度予想された範疇で楽しんでいました。
しかし後半にかけて少しづつこの作品がとんでもない改革的作品であることに気付き始めます。

その大きな改革とは「主人公が無力である」という根本的な部分です。

 

今日までのドラクエはとにかく勇者一辺倒で話が進みました。
勇者が助ける、勇者がどうにかする。これが全てのイベントの決まりごとでしたが
今回は無力な勇者を全員で助けます。

非力ということではないのですが、皆がいて、その先に勇者がいると言った感じで、魔王に負ける勇者も初めてではないでしょうか。
完全なる敗北、完全なる犠牲、そんなドラクエは初めてです。
ボロボロになります。そしていつものように、じゃあ、それを全てチャラにして、そんな甘えはありません。ボロボロのまま戦います。そしてその敗戦の痛みは消えません。

まさにこれは新しい形のドラクエと言っていいでしょう。
でもちゃんと皆が求めるドラクエになっています。

 

ゲームバランスも良いです。転職システムを無くしたおかげで戦闘でのバランスが非常に綿密なレベル調整になっており、懐かしい少し強めのドラクエがあります。これは良い方向転換と思います。たくさんの選択肢のある転職システムもいいけど、やはり技数が増えすぎてダメージのバリエーションが増えるとモンスターの強さを決めるときにすべてを加味して調整するのでどうしても大雑把なパラメータになり、結局選択肢は多いけど楽と判明したパーティー一辺倒になってしまいがちでした。

しかしそれをなくすことでエニクス得意の綿密なダメージ計算が戻ってきて、非常に戦いがいのある戦闘シーンになっていました。
グラフィックが同じというのも飽きではなく、ちゃんと愛着につながっています。

 

FFはどんどん自己満足だけの訳のわからない作品になっていますが、ドラクエはユーザーが求めるニーズを一生懸命おいながら、その中で新しいものを踏まえるとても優秀な作品です。

個人的にはそろそろエニックスとスクウェアは分裂したほうがいいと思います。



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